株式会社島津製作所
株式会社島津製作所は、1875年に創業しました。最先端の分析・計測機器、医療機器、産業機器などの機器の製品・サービスを創出しています。
より豊かな社会の構築に貢献
同社には140年以上の歴史があり、事業を発展させてきました。
現在では、同社の分析・計測機器、および産業機器はさまざまな産業の現場で活用されています。
また、医療機関における診断や治療、新薬の研究開発を支援する機器は、医師や研究者をサポートし、その活躍の場を広げています。
取引先の事業を通して、社会に安心や利便性を届ける一助となっています。
近年は、国連が世界共通の行動計画として策定した「持続可能な開発目標(SDGs)」をはじめとするグローバルな社会課題の解決を目指した動きが加速し、企業に求められる期待も大きく変化しています。
そして、これらの社会課題を解決する上で、科学技術の重要性はますます高まっています。
同社は、顧客課題の解決に加え、複雑化・多様化する社会課題の解決にも積極的に取り組んでいきます。
そのために、これまで以上に世の中の声を聞き、その時々のニーズに応えられる革新的な製品・サービスを生み出すことに力を注いでいきます。
同社の歩み
1875年に初代島津源蔵氏が、京都木屋町二条南で創業、 教育用理化学器械製造を開始したのが始まりです。
1877年には、日本で初めて有人軽気球の飛場に成功や、1909年に日本初の医療用X線装置を完成させました。
以降、日本初の分光写真器の完成や、日本初の光電式分光光度計・ガスクロマトグラフを開発など、当時の国内に様々な最先端の技術製品を世に送り出しました。
「人の健康」「安心・安全な社会」「産業の発展」の事業領域で、世界中のパートナーとともに革新的な製品・サービスを創出し、より豊かな社会の構築に貢献しています。
世界のパートナーと社会課題の解決に取り組む企業へ
同社では、大学や研究機関、企業など外部との共同研究に取り組み、新たなイノベーション創出のために動き出しています。
目指すのは「世界のパートナーと社会課題の解決に取り組む企業」です。
スローガン
世界のパートナーと社会課題の解決に取り組む企業へ
-社会課題解決のための仕組み作りと社会実装-
4つの成長戦略
1.重点事業の強化、拡大
・液体クロマトグラフ(LC)・質量分析計(MS)を中心に重点業種の競争力強化と新分野の開拓、特に海外でのシェアアップに必要な取り組みを強化
・高分解能・高感度のハイエンド製品の強化
・AI・IoT・ロボティクス等を活用した全自動前処理システムなど製品ラインアップを拡充
2.海外事業の強化、拡大
・海外事業機能を強化、製薬・化学・ヘルスケア・環境・官庁大学を中心に事業を拡大
・世界各地域の有力パートナーとの連携を強化、医薬品・フードサイエンス・環境などの規制分野への取り組み強化により各種ソリューションをグローバルに提供
3.リカーリング事業の強化
・消耗品ラインアップ強化、新たなサービスパッケージなど、多様なソリューションを提供
・また課金型の新たなビジネスモデルを構築、新たな顧客の獲得、新規分野の開拓
4.成長4分野での事業拡大
・アドバンスト・ヘルスケア:認知症、がん治療など、予防・診断・治療などの分野での事業化を加速
・環境・エネルギー:モビリティ電動化、蓄電池、再生エネルギー分野へのソリューション提供力を強化
・マテリアル:材料計測と成分分析の複合データを用いたマテリアルズ・インフォマティクスを推進
・インフラ:既存シーズに新技術を組合わせて事業化
・スタートアップインキュベーションセンターを活用し、成長4分野の事業化を加速
企業・経営理念/「人と地球の健康」への願いを実現する
社是/科学技術で社会に貢献する
『島津製作所の社員は、創業の精神である社是のもとに、社会の一員として果たすべき責任と具体的な行動の指針として企業倫理規定を定め、社会とともに成長し、人類の豊かな未来に貢献することを目指します。』
まとめ
株式会社島津製作所は、145年以上にわたり、世界中に最先端の製品を届けてきました。同社の「科学技術で社会に貢献する」という思いは、これまでも、これからも変わることはありません。人々の願いを実現し、社会に貢献するために、これからも挑戦を続けていくと思われます。
引用:株式会社島津製作所 https://www.shimadzu.co.jp/
「vision」内 株式会社島津製作所
