【経営理念-企業ピックアップ】ヤマハ株式会社

クラシックなアルトサックスが楽譜の上に置かれている様子。ヤマハが「感動を・ともに・創る」という企業理念のもと、世界最大の総合楽器メーカーとして、ピアノやギターをはじめとする楽器製造と音楽普及活動を通じて、人々に感動体験を提供していることを示唆しています。

ヤマハ株式会社

ヤマハ株式会社の歴史は、1887年に創業者の山葉寅楠氏がアメリカ製オルガンの修理をきっかけに日本で初めてのオルガン製作に成功して始まりました。その後事業を展開し、現在は車載オーディオや自動車用内装部品、ゴルフ用品、リゾートなどの事業もおこなっています。

世界最大の「総合楽器メーカー」

ヤマハはオーケストラで用いられる楽器のほとんどを製造するほか、電子楽器も手がける総合楽器メーカーです。2023年度の売上高をもとにしたディールラボの調査によりますと、ヤマハは楽器業界の世界シェアにおいて14.16%を占め、2位ギブソン・ブランズに倍以上の差を付けて1位を獲得しています。

特に主力とするピアノは、2022年度時点の電子ピアノにおいて47%ものシェアを占めているとのことです。
また、周辺機器を扱う企業を買収するなど強化を続けているギターにおいても、東洋経済によると世界シェア2位を占めているそうです。2023年には米国ギターメーカーCordoba Music Groupを買収し、ギターでも世界シェア1位を目指し楽器事業の柱とする方針を示しています。

音楽普及活動

ヤマハは製品の製造・販売だけではなく、音楽普及活動もおこなっています。1954年にヤマハ音楽教室の前身となる実験教室を開始し、1964年には海外初となるヤマハ音楽教室がロサンゼルスでオープンしました。現在では40以上の国と地域において音楽教室を展開しています。地域それぞれの文化や国民性との融和をはかり運営しており、これまでに500万人以上の卒業生を輩出しているそうです。

AIを用い新しい価値を創造

ヤマハは2018年にAIとの合奏体験ができる「Duet with YOO」の展示、2019年には「AIでよみがえる美空ひばり」プロジェクトなど、AIを用いてさまざまな取り組みをおこなってきました。近年では2024年にAIで見栄えの良い演奏動画が撮影できる「TuneCamera」を提供する米国TuneForte社と協業を開始しています。また、同年に開発した車室音響を最適化する技術「Music:AI®」は、2025年にハイエンドアンプに搭載し市場に投入される見込みです。

ヤマハの企業理念

ヤマハでは、グループの「軸」となる考えをヤマハフィロソフィーとして体系化し、HPに掲載しています。企業理念である『感動を・ともに・創る』は、顧客体験『愉しさ 美しさ 確信 発見』とともにヤマハグループの存在意義を定義した普遍的なものとされています。

まとめ

世界トップシェアの楽器メーカーであるヤマハ株式会社は、『感動を・ともに・創る』を企業理念としています。主力商品のピアノに続き、ギターも売り上げの柱にするため事業を育成している他、AIを用いたさまざまな取り組みをおこなっています。

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