株式会社電通グループ
2020年に純粋持ち株会社に移行し、株式会社電通グループへ商号を変更しました。国内トップかつ世界大手の広告代理店として、約120か国で事業を展開しています。
創業から約70年で世界最大の広告代理店に
1901年に光永星郎氏によって創設され「広告料の低廉化」「フルサービスの提供」などを掲げ事業を拡大していきました。
1947年には「鬼十則※」で知られる吉田秀雄氏が第4代社長に就任し、ビジネスの近代化を推進したとのことです。
その後も好調な経済を背景に業績を伸ばし、1973年に売上高で世界最大の広告代理店となりました。
※「鬼十則」は2016年に社員手帳への掲載を終了
海外事業やデジタル分野を強化し続ける
第9代社長の成田豊氏は、2000年仕事始式で次のように発言されたそうです。
『グローバリゼーションとデジタライゼーションの波は、あらゆる既存の組織に押しよせてきている』
電通グループは国際化とIT化にいち早く対応し、近年においても強化を続けています。
2013年には英国の大手広告代理店イージス社を買収し海外事業とデジタル分野を強化しました。さらに2022年、ネット専業大手の株式会社セプテーニ・ホールディングスを連結子会社化し、デジタル分野の強化を進めている模様です。
パートナーとして顧客の課題を解決
2020年に公表された「電通グループの今後の展望」によりますと、電通グループに所属する、さまざまな事業領域をカバーする多彩なブランドを統合し、パートナーとして顧客のマーケティングやビジネス課題を解決することを目指しているとのことです。
電通グループの企業理念
NORTHSTAR(北極星)
電通グループは企業理念を、北極星という意味の単語「NORTHSTAR」と名付けています。
「NORTHSTAR」はPURPOSE、VALUESなどから構成されています。電通グループのパーパスは以下の通りです。
『an invitation to the never before. (※)私たちは、多様な視点を持つ人々とつながりながら、かつてないアイデアやソリューションを生み出し、社会や企業の持続的な発展を実現するために存在しています。』
※Google翻訳:これまでにないものへの招待状。
スフィア(天球/地球儀)
公式HPの「NORTHSTAR」の背景は、球体が動きながら重なっている動画が使用されています。この球体を電通グループは「スフィア」とよんでおり『多様な個性が交わり、新たなケミストリーが生まれていく様子』を表していると解説されています。
まとめ
株式会社電通グループは、1901年に光永星郎氏によって創設されました。企業理念「NORTHSTAR」のもと事業をおこない、「スフィア」として表現される多様な個性のつながりから、今までにないソリューションやアイデアを生み出していくとのことです。
引用:株式会社電通グループ https://www.group.dentsu.com/jp/