【経営理念-企業ピックアップ】TOTO株式会社

公共施設のような清潔感のある洗面台が並び、自動水栓とソープディスペンサーが設置されている。これはTOTOが衛生陶器の普及を通じて、世界中の人々に豊かで快適な生活文化を創造し、持続可能な社会に貢献していることを表現している。

TOTO株式会社

TOTO株式会社の前身である東洋陶器株式会社は、創立者 大倉和親氏の『衛生的な陶器の便器を普及させることは、必ずや社会の発展に貢献する』という強い想いから1917年に設立されたそうです。その後、水回り機器や建材などに事業領域を拡大し、現在は住宅設備機器の総合メーカーとして国内外で広く知られています。

概念を広めることから

TOTOは下水道の概念さえ広まっていなかった時代に腰掛式水洗便器を製造し、その普及を通じて衛生的な生活文化を広めてきたそうです。以来、100 年以上にわたり挑戦と革新を続け、温水洗浄便座「ウォシュレット」やシステムバスルームなど、多くの家庭に普及している水まわり商品を生み出し続けています。海外でもそのネットワークは広がっており、TOTOは『世界中の水まわり』を快適にしていくため商品開発に取り組んでいくとのことです。

すべてはお客様のために

TOTOグループの強みは、世界中のすべてのグループ員が「すべてはお客様のために(All for customer)」という想いを共有し、仲間を思い、助け合い高め合える集団であることだそうです。TOTOはそれを誇りであるとし、企業価値の源泉であると確信しています。社会環境が激しく変化する中、TOTOはその変化に対応するため、失敗を恐れず迅速な意思決定を行う等コミュニケーションを綿密に行っていくとのことです。

共通価値創造戦略「TOTO WILL2030」

TOTOは2050年の持続可能な社会に向けて共通価値創造戦略「TOTO WILL2030」を策定しました。WILLとは「We Innovate Leading Lifestyles(わたしたちは、最上のライフスタイルを提案(革新)します)」を意味し、TOTOは具体的な目標として売上規模9,000億円の達成とCO2排出量の約30%削減を掲げ、世界中にTOTOファンを増やしていくそうです。

TOTOグループ企業理念

私たちTOTOグループは、社会の発展に貢献し、世界の人々から信頼される企業を目指します。そのために
・水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化を創造します。
・さまざまな提案を通じ、お客様の期待以上の満足を追求します。
・たゆまぬ研究開発により、質の高い商品とサービスを提供します。
・限りある資源とエネルギーを大切にし、地球環境を守ります。
・一人ひとりの個性を尊重し、いきいきとした職場を実現します。

まとめ

衛生陶器で知られるTOTO株式会社は1917年に創立されました。TOTOは2050年の持続可能な社会に向けて、売上規模9,000億円の達成とCO2排出量の約30%削減を目標としています。またTOTOは「すべてはお客様のために」という想いを共有し、迅速な意思決定を行いさらにファンを増やしていくとのことです。

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