【経営理念-企業ピックアップ】日本毛織株式会社

日本毛織株式会社

日本毛織株式会社は、1896年に設立されました。同社は、衣料繊維事業・産業機材事業・人とみらい開発事業・生活流通事業を行っています。

“ウールのニッケ”から“人と地球にやさしく、あったかいニッケ”へ

設立以来、日本毛織はウールの総合メーカーとして品質向上や技術開発に力を入れ、繊維産業の発展に寄与してきました。
同社は現在、“人と地球に「やさしく、あったかい」企業グループ”を目指し、「繊維」「非繊維」にとらわれず、様々な分野で商品・サービスを展開しています。

4つの事業領域

衣料繊維事業

この事業では、ウール由来の先端素材、ハイブリッド素材の開発・販売に取り組んでいるほか、それらを用いたファッション衣料などを提供しています。

産業機材事業

自動車関連や環境関連など幅広い分野に向けて、※FA設備・資材などを提供しています。
※FA(Factory automation) …工場などにおける生産ラインや検査を自動化するシステム

人とみらい開発事業

「街づくり」を主眼とした、独自のサービスを展開しています。商業施設の運営、保育・介護サービスなど幅広く展開し、地域の人々の豊かで明るい未来を創出しています。

生活流通事業

商社機能を活かした、寝装品・衣料用品などの販売サービスを展開しています。消費者のニーズを捉えた商品・サービスで、新たな価値を創造しています。

RN(リニューアル・ニッケ)130ビジョン

このRN130ビジョンは、ニッケグループが企業像・経営戦略などを再構築し、中長期的な企業価値の向上を目指すものです。
このビジョンでは、以下の方向性を定めています。

・未開の分野に目を向け技術とサービスを磨き、オンリーワンの地位を築く
・4つの事業領域(衣料繊維・産業機材・人とみらい開発・生活流通)からなるディビジョンカンパニー制として、スピーディーな事業運営を図る
・各事業において「※VOC」を戦略化し、「プロダクトアウト」から「マーケットイン」活動を進める

※VOC(Voice Of Customer)…企業活動において仮説をもって、顧客の要求・見方、競合他社や新規参入者の活動、市場の変化などを継続的に追跡・検証し、業績を向上させること

経営理念/‟人と地球に『やさしく、あったかい』企業グループとして、わたしたちは情熱と誇りをもってチャレンジして行きます。”

日本毛織はこの経営理念の下、未開の分野に目を向け、「高機能商品」「地域NO1サービス」の開発と提供へ挑戦し、みらい生活創造企業を目指しています。

まとめ

日本毛織株式会社は、ウールの総合メーカーとして繊維産業の発展に貢献してきました。同社は今、未開の分野に目を向けた挑戦により、オンリーワンの地位を築こうとしています。日本毛織は、「繊維」「非繊維」にとらわれない多岐にわたる事業展開で、人々の未来を創造していきます。

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