マブチモーター株式会社
マブチモーター株式会社(旧:東京科学工業株式会社)は1954年に設立されました。小型モーター専業メーカーとして、小型・軽量・高効率なモーターを提供しています。
優位性の高いコア技術を多数保有
マブチモーターには、「磁気回路技術」「ブラシ・コミ接点技術」「ブラシレスモーター制御回路技術」といった、優位性の高いコア技術が多数あります。同社はこれらのコア技術において、「磁気回路技術」をコア中のコア技術と位置付けています。
これからの時代、電気自動車の普及が進み、モーターにかかる電圧さらに大きいものになる可能性もありますが、同社はこれらコア技術の積み重ねによって、この課題への対応を可能にしています。
小型モーターの可能性を追求
マブチモーターは、モーターに求められる高性能化・静音化・小型化・長寿命化ニーズに応え続け、市場をリードしてきました。
同社の小型モーターの中には、基礎研究から技術開発まで、長年培ってきたノウハウの全てが集約されています。現在もニーズを先取りした先進技術の開発、材質・加工精度の改良、生産プロセス改善に取り組み続け、顧客満足度のさらなる向上を図っています。
また、グローバルな生産体制を構築している点も特長です。中国やベトナムなど、アジア各地に生産拠点を構えています。これにより、グループの高い生産効率を実現させているほか、進出国における雇用機会の拡大や技術移転など、国際社会の経済発展・技術向上にも大きく貢献しています。
さらなるシェア拡大へ
マブチモーターは、自動車のパワーウインドウ用モーターのシェア拡大を図っています。
現在、日系自動車メーカーの5社、北米自動車メーカーの3社から認証を取得しており、搭載車種のさらなる拡大を図っています。
また2021年には、新たにポーランドにおいて欧州高級車向けモーターの量産・販売を開始しています。これを足掛かりに、欧州自動車メーカーにおける搭載車種拡大も図っています。
経営理念/「国際社会への貢献とその継続的拡大」
この経営理念には、「世の中のために無くてはならない企業であり続けたい」という想いが込められています。また、グループに属するすべての社員が、「仕事を通じて社会貢献に参画する」「万物すべてを大切に思い、物質的な豊かさのみにとらわれない心の充実を得て、人間的な成長を遂げる」という想いが込められています。
まとめ
マブチモーター株式会社は、モーターに求められる市場ニーズに応え続け、業界をリードしてきました。複数のコア技術を活かした研究開発で高品質なモーターを生み出し、更なる世界シェア拡大を図っています。同社は独自のノウハウが集約されたモーターによって、国際社会へ貢献し続けます。
引用:マブチモーター株式会社 https://www.mabuchi-motor.co.jp/
「vision」内 マブチモーター株式会社