【経営理念-企業ピックアップ】アヲハタ株式会社

バスケットに入った瓶詰めのジャムや新鮮なフルーツ、パンがピクニックのように並べられた様子。アヲハタが「フルーツで世界の人を幸せにする」というビジョンのもと、高品質な果物を使ったジャムやフルーツ加工品を提供していることを象徴している。

アヲハタ株式会社

アヲハタ株式会社は1932年に柑橘類の産地である広島県で創業されました。同社は保存料を使用しない世界初の低糖度ジャム「アヲハタ 55」シリーズで知られる食品製造企業です。2014年キューピー株式会社によって連結子会社化されました。

フルーツのアヲハタに向けて

アヲハタは家庭用びん詰ジャムの他に「フルーツのアヲハタ」の実現に向けフルーツ加工品を展開していくとのことです。また同社はデザート産業用の製品として「フルーツプレパレーション」などのフルーツ加工品の生産も行っています。これにはアセプティック技術と呼ばれる無菌充填の技術が活用されており、その確かな鮮度保持能力はフルーツの新たな価値創出につながるそうです。また介護食品等の生産受諾も行っており、こちらはキユーピーグループが販売しているとのことです。

アヲハタのこだわり

アヲハタは果物本来の美味しさを最大限に引き出すことに徹底的にこだわっているそうです。同社は世界各地や日本の産地で旬の時期に収穫された高品質な果実を選び、それぞれの果物の特性を見極め、最適な製法を採用することで、素材本来の風味や食感を活かしているそうです。ジャムにおいては、高温短時間殺菌製法などを用いるなど、細部にまで工夫を凝らしているとのことです。

フルーツで世界の人を幸せにする

アヲハタは2028年のビジョンとして「フルーツで世界の人を幸せにする」を掲げ、既存商品の強化と食シーンの拡大、新規カテゴリー商品の開発、経営基盤の盤石化を目標としているそうです。同社は独創性を重要視しつつもお客さま起点であることを忘れず、ブランド価値向上を目指し成長を続けるとのことです。

アヲハタグループ理念

アヲハタは『缶詰は中身が見えないからこそ正直者がつくらなければならない』の信念のもと、「社訓」「大切にする姿勢」「めざす姿」の3つを合わせ、グループの経営理念としています。
アヲハタの社訓は以下の通りです。
『正直を以て宗とすること』『信用を重んずること』『和を以て尊しとなすこと』

まとめ

広島県で創業したアヲハタ株式会社は、低糖度ジャム「アヲハタ 55」で知られる食品製造企業です。家庭用ジャムに加え、培った技術を活かしたデザート産業向けフルーツ加工品や介護食品の受託製造を行っているそうです。同社は「フルーツで世界の人を幸せにする」という2028年ビジョンを掲げ、既存事業の強化と新規分野への挑戦を目指しています。『缶詰は中身が見えないからこそ正直者がつくらなければならない』の信念を重視し、フルーツの価値創造に取り組んでいる企業です。

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