チエル株式会社
チエル株式会社は、1997年の創業時から学校教育に特化しています。夢や理想を実現することをあきらめない強い力を育むために、子供たちが「知」を「得る」ための教育の分野で学校や先生方を支援しています。
授業改善につながるシステムと教材を提供
「学習指導要領」「高大接続改革」などの教育政策が推し進められるなか、学校教育にはICTの活用が不可欠となっています。
同社は、全国各地の学校との実証研究をはじめ、ユーザーサポート、先生向けウェブサイト、学会・展示会などを通じて先生とのリレーションを構築し、教育現場の先生方の声をシステムや教材に反映することで、授業改善につながる機能を備えています。
同社の製品の導入実績は、教育委員会560以上、高校、大学1,800校以上です。(2017年10月時点 大学は、大学および高等専門学校における導入実績を集計。)
豊富な導入実績を裏付けに、学校教育市場における、幅広いニーズに応えています。
日々の授業に同社の製品を安心・安全に使えるように、電話でのサポートも行っています。
さらに、製品の技術情報がいつでも見られる「テクニカルサイト」を公開しており、導入後のサポートも充実しています。
また、全国の営業拠点と同社のパートナー企業が先生方をサポートします。
教育ICTの専門家
同社は、1997年株式会社旺文社の100%子会社として、株式会社デジタルインスティテュートが設立されました。
2002年に、株式会社旺文社デジタルインスティテュートに社名を変更し、2006年にはALSIの教育事業部門を統合し、現在の社名であるチエル株式会社に変更しています。
1997年の創業時から学校教育に特化し、学校教育に関する様々なシステム・教材シリーズを開発・提供し、教材を充実させています。
パソコンやタブレット端末を活用した学習(学修)支援システム、学習者がいつでもどこでも学習でき、先生は学習履歴を管理できるデジタル教材、学校のICT管理者の負担を軽減する運用管理・セキュリティシステムを「教育現場の先生とともに」企画・開発しています。
教育ICTとは
同社は、小・中学校から高校・大学向けの、授業改善に役立つ学習システムをはじめ教材、運用管理システム・セキュリティシステムまでをサポートしています。
60種以上の製品・サービスを提供し、種々の教育現場の課題を解決しています。
学習(学修)支援システム
タブレットを使って、毎日の授業をより進めやすくする「らくらくシリーズ」や、高校・大学の生徒・学生主体の学習(学修)環境を実現する「学習(学修)支援システム」などの学習(学修)支援システムを活用すれば、授業をより分かりやすく、効率よく行うことが可能です。
デジタル教材
小学校や中学校で児童生徒自らが使用する「個別学習型教材」や、教員が操作してクラス全員で取り組める「一斉授業向けの教材」など、シーンに合わせた様々なタイプの教材をWebで簡単に利用できるクラウド形式で提供しています。
また高校や大学では、様々なレベルに合わせて選べる語学学習(学修)教材を『CHIeru.net』で提供しています。
運用管理システム・セキュリティシステム
「運用管理システム」においては、授業後のタブレット環境を復元したり、各端末の一元管理行うことで管理者の負担を軽減することが可能です。
「セキュリティシステム」においては、Webフィルタリング・ウイルス対策・情報漏えい対策など、安心・安全なICT環境を構築するための製品を取り揃えています。
経営戦略
同社グループは、近年整備が進む学校教育のICT環境において、政策動向や現場のニーズをいち早くとらえ、そのニーズにマッチした製品・サービスを提供することで更なる成長と、企業価値の向上を目指しています。
①学習部門
小中学校では文部科学省の「GIGAスクール構想」の下、児童生徒1人1台端末の整備が進みました。
今後は学校現場において、その利活用が進むものと見込まれています。
同社は、インストラクター等の支援体制の構築や、データ利活用製品などクラウド環境にフィットした製品の提供などにより、多様な学びの需要に対応します。
また高校・大学では新型コロナウイルス感染拡大の影響からオンライン授業が急速に浸透しつつあります。
同社は元来、BYOD環境(Bring Your Own Device:個人所有の端末を使用すること)対応製品の販売促進に力を注いでおり、オンライン授業へのニーズを背景に、さらなる拡販に向けて取り組んでいきます。
②進路部門
高校生が大学や専門学校について理解を深める機会として、これまでは進路相談会など対面イベントが中心でしたが、同社グループのリソースを生かしてICT化を推し進めていきます。
広告モデルのウェブサイトや、生徒個々人の興味関心にマッチした情報を提供できるサービス等、新媒体をリリースすることで成長を目指しています。
③情報基盤部門
小中学校・高校では「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」改定を契機に、ネットワーク分離や無害化などの製品需要が増加しています。
また大学ではIT機器・サービスの増大に伴う管理の煩雑化を背景に、同社のID一元管理ツールのニーズが高まっています。
安全で快適な情報通信環境の構築のため、エンドユーザーの課題を的確に把握し、それを解決する製品の提案に力を注いでいます。
新型コロナウイルス感染症の拡大による同社の各部門への影響及び対応は、以下の通りです。
学習部門及び情報基盤部門では、政府の緊急事態宣言を契機に、オンライン授業・研修の需要及びクラウドサービスの活用頻度が高まり、これらの需要に対応するeラーニングシステムやID一元管理ツールなどの製品・サービスの販売促進の機会と捉え、提案に力を注いでいます。
一方、進路部門では、臨時休校や外出自粛要請等により、高校またはイベント会場における進路相談会の開催が中止となる影響が生じているため、今後は、WEB進路ガイダンスの開催などオンライン企画の充実に力を注いでいきます。
経営(企業)理念/子供たちの未来のために世界中の先生の授業をICTで支えます
「『わたしたちチエルは、子供たちの未来のために世界中の先生の授業をICTで支えます』という創業時から変わらない経営理念のもと、当社は教育分野の中でも学校という現場とそこで教える先生の支援にこだわりをもち、先生方の課題を解決するべく事業に取り組んでまいりました。これまでもこれからも、その姿勢は変わりません。」
まとめ
チエル株式会社は、創業以来一貫して、ICTを活用した学校教育のための「ものづくり」を行っています。今後も、政策動向や現場のニーズをいち早くとらえ、そのニーズにマッチした製品・サービスを提供することで更なる成長と、企業価値の向上を目指していくと思われます。
引用:チエル株式会社 https://www.chieru.co.jp/
「vision」内 チエル株式会社