【経営理念-企業ピックアップ】マツダ株式会社

マツダ株式会社

マツダ株式会社は、今からおよそ100年前の1920年に広島で創立しました。創立以来、同社は広島と共に発展を続け、ドライバーが「走る歓び」を感じられるクルマを生産し続けています。

Be a driver.

Be a driver. とは、マツダのクルマづくりにおける哲学です。直訳すると「ドライバーになろう」という意味ですが、マツダは「ドライバー」という言葉に2つの意味を込めています。1つはクルマを運転するドライバー、もう1つは世の中にドライブ(推進力)を掛けていく者という意味でのドライバーです。
Be a driver.は、「マツダはドライバーであり、運転が大好きだ。だからこそ、自分たちが運転して退屈だと思うクルマは絶対につくらない」「誰もがあきらめてきた、走る歓びと、環境性能、安全性能という相反する技術の両立に挑みつづける」という宣言であり、「ロードスター」をはじめ、その答えとして送り出される同社のクルマは、国内外で高い評価を受け、権威ある賞をいくつも受賞しています。

ロータリーエンジン

ロータリーエンジンは、マツダが世界で唯一量産化に成功したエンジンです。シンプルな構造、小型軽量、高い静粛性と高出力を特長とするロータリーエンジンは、かつて夢のエンジンと言われ、多くの自動車メーカーが注目していました。1967年、マツダは世界初となるロータリーエンジン搭載車の量産に成功し、世界に衝撃を与えました。新しい技術は、挑戦からしか生まれない。マツダはそんな信念を持って、クルマを造り続けています。

2030 VISION 「走る歓び」で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる。

1. マルチソリューションで温暖化抑制に取り組み、持続可能な地球の未来に貢献する。
2. 心と身体を見守る技術で、誰もが安全・安心・自由に移動できる社会に貢献する。
3. 日常に動くことへの感動や心のときめきを創造し、一人ひとりの「生きる歓び」に貢献する。

マツダは、技術・知恵・熱量を結集し、カーボンニュートラル実現のほか、安全・安心・自由な移動が叶う社会の実現を目指していきます。また、感動や心のときめきを創造して「走る歓び」の進化と人々の「生きる歓び」の創造を実現し、社会に貢献していきます。

企業理念

PURPOSE:前向きに今日を生きる人の輪を広げる
PROMISE:いきいきとする体験をお届けする
     人の頭、身体、心を活性化する
     コミュニティと共に
VALUES:ひと中心/飽くなき挑戦/おもてなしの心

マツダの企業理念には、人と人の持つ力を信じ、どんな困難や苦節にも挑戦のスピリットで立ち向かっていくDNA、平和都市・広島で生まれ育った企業として、平和の証である人々の笑顔をつくり、社会をより豊かにすることに貢献していきたいという想いが込められています。

まとめ

マツダ株式会社は「Be a driver.」の哲学の下、ドライバーに「走る歓び」を与えるクルマを造り続けています。また、同社は他社が量産化を果たせなかった「ロータリーエンジン」の量産に成功するなど、挑戦のスピリットで自動車業界に大きな影響を与え続けている企業でもあります。マツダは、驚きと感動を与えるクルマづくりを通じ、人々の心をより豊かなものにしていきます。

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