【経営理念-企業ピックアップ】株式会社トリドールホールディングス

うどんが盛り付けられた皿がテーブルに置かれ、湯気が立ち上る。これは、株式会社トリドールホールディングスが「丸亀製麺」のような「できたて」「手づくり」にこだわった多様な飲食店を国内外で展開し、グローバルフードカンパニーを目指していることを象徴しています。

株式会社トリドールホールディングス

1985年創業の株式会社トリドールホールディングスは、「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに、主力の「丸亀製麺」や、香港市場で上場した米線ヌードル「タムジャイ」など、さまざまな業態の飲食店を展開しています。特に東南アジアを中心に積極的に出店しています。

「丸亀製麺」国内トップのうどん店

創業者で現在は代表取締役社長 兼 CEOの粟田貴也氏は、お父様の出身地である香川県で作りたてを味わえる製麺所がとても繁盛していることに着想を得て「丸亀製麺」を始めたそうです。急成長を遂げた「丸亀製麺」は2024年時点で店舗数、売上ともに国内No.1のうどん店になっています。
積極的に海外進出しており、2023年12月末時点で東南アジアを中心に世界8か国・地域で257店舗を出店し、行列ができるほどの人気があるとのことです。
そのような実績が評価され、日本発のブランドを対象にブランド価値をランキングした「Best Japan brands 2025」に選出されています。

強みは「感動体験」の提供

トリドールは「できたて」「手づくり」にこだわり、粉からうどんを打つ様子や天ぷらを揚げる音、珈琲豆を焙煎する香りなど、五感に訴える工夫をしているそうです。多くの外食チェーンが効率化・均一化のためセントラルキッチンを採用していますが、トリドールでは極力使用せず手間暇をかけることで顧客に「感動体験」を提供してきたとのことです。

“KANDOトレードオン戦略”でグローバルフードカンパニーを目指す

中長期経営計画でトリドールは『想像のはるか先を行く予測不能な水準での成長を目指す戦略』として『KANDOトレードオン戦略』を発表しています。多様なありかたで感動体験を体現するブランドと世界各地のパートナーとの掛け合わせにより複数の業態が同時に進化・出店し続け、「食の感動体験」を世界に拡大するとのことです。
トリドールは中長期目標として『世界の大手外食企業に伍する位置付けを確立』するとしており、2028年3月期に売上収益4,200億円を目指すそうです。

トリドールのVISION

「私たちのあるべき姿」として、トリドールは以下のVISIONを掲げています。『予測不能な進化で未来を切り拓くグローバルフードカンパニー』HPには他に『食の感動で、この星を満たせ。』というスローガンやMISSION、STRATEGYも掲載されています。

まとめ

「丸亀製麺」で知られる株式会社トリドールホールディングスは、「手づくり」「できたて」にこだわり店舗を国内外に展開しています。グローバルフードカンパニーを目指し、2028年3月期に売上収益4,200億円という数値目標を掲げています。

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