LINEヤフー株式会社
LINEヤフー株式会社は、ZHD株式会社やLINE株式会社、ヤフー株式会社などのグループ再編により、2023年10月に発足した国内最大級のテックカンパニーです。広告とECを収益の柱とし、戦略事業としてフィンテック領域を中心に力を入れています。
LINE 幅広い世代が利用するコミュニケーションアプリ
10代~60代までのすべての世代で利用率No,1、月間アクティブユーザー数9700万人のアプリです。
トークや音声通話だけではなく、LINE Payによる決済や音楽・漫画の配信などのサービスをおこなっています。
Yahoo! JAPAN 国内ネットサービスの先駆的存在
米国ヤフーの日本版として1996年に開設された大手ポータルサイトです。ニュースや動画配信GAYO!などのメディア事業、PayPayやヤフオクといったeコマース事業、広告事業など、100以上のサービスを提供しています。
サービスを連携しビジネス生態系の構築へ
代表取締役社長CEOの出澤剛氏は「統合報告ポータル2023年度」にて、アカウント連携や「LYPプレミアム」などでサービス連携の基盤が整ったとし、サービスのクロスユースを促進しビジネス生態系の構築を目指す考えを示しています。また、海外展開を加速させるとのことで、すでに台湾ではメッセンジャーアプリやモバイル決済サービスにおいてシェアを獲得している他、タイでもサービスが急成長しているそうです。
LINEヤフーの今後
出澤氏は今後、先進テクノロジーの普及により社会や産業のあり方も大きく変容するはずである旨を指摘し、次のようにコメントしています。
『そんな未来においても、LINEヤフー(株)がユーザーや社会から必要とされるプラットフォーマーであり続けるためには、こうした変化を追いかけるのではなく、自らが率先して変化を生み出し、プラットフォームサービスの進化をリードしていく存在にならなければなりません。』
LINEヤフーのミッション
『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』
このミッションについて、LINEヤフーは次のように説明しています。
『「WOW」はLINE が、「!」はヤフーが、それぞれ合併以前より、長年大切にしてきた価値観で、これからも大切にするべきコアとなるものです。「WOW」とは、初めての体験であり、他の人に教えたくなるような感動のこと。「!」は想像を超える体験や、今の延長線上にない創造性を意味します。』
まとめ
LINEヤフー株式会社は、『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』を理念に、ITサービスを通じてさまざまな事業を展開しています。現在サービスのクロスユースを促しビジネス生態系の構築を目指しつつ、グローバル化を積極的に進めているとのことです。
引用:LINEヤフー株式会社 https://www.lycorp.co.jp/ja/