スター精密株式会社
スター精密株式会社は工作機械、小型プリンター、カードリーダーライターの製造・販売を行っています。1950年の設立以来、小型精密加工・組立技術をコアに、高付加価値製品を創り出しています。
CNC旋盤の総合メーカー
スター精密が作る工作機械は、自動車やデジタル機器などに組み込まれる精密部品を生み出しています。同社の工作機械は、高機能化が進む自動車、小型化が進むデジタル機器など先端製品に不可欠な存在となっています。従来の枠にとらわれない製品を開発し、CNC旋盤(コンピュータによる自動加工機能を持たせた旋盤)の総合メーカーとして、産業分野を支えています。
スター精密の事業
工作機械事業
複合加工に優れた工作機械、コストパフォーマンスに優れる工作機械など、様々なマシンを手掛けています。スター精密は、市場ニーズに応えるマシンを生み出し続けており、その優秀性・独創性は国内外から高く評価されています。欧州・米国・アジアに向けて生産拠点・営業拠点を含めたグローバルネットワークを構築しており、世界中のユーザーへのサポート体制を確立しています。
特機事業
特機事業では、レストランやカフェなどのレジ周りで使用される小型プリンターを製造しており、年間約58万台販売しています。スター精密の小型プリンターは、世界中でレシート印刷用に幅広く利用されています。あらゆる開発言語に対応したソフトを開発するなど、開発力やクラウドを経由したプリント技術などが世界中から高く評価されています。
スター精密の今後
理念に基づく経営基盤、人事制度、研究開発力に支えられた三事業体制により、売上高1,000億円、営業利益200億円を目指す
スター精密では、目指す姿の実現に向けて経営基盤の強化、社員が能力を最大限に発揮できる人事制度の構築、独自技術を継続的に創出する研究開発体制の構築を推進しています。
事業においては工作機械事業、特機事業に加え、M&Aを軸とした新規事業の創出に取り組んでいます。プリンターや周辺機器のさらなる拡販、生産工場のリニューアル、ハードウェア技術の深掘りなどを推進しています。
企業理念「企業は永遠に発展させるもの 従業員の生活はたゆまず向上するもの」
スター精密は、企業には社員が能力を最大限発揮できる場を提供する役割が、社員には能力を最大限発揮して高い生産性を実現する役割があると考えています。そして、それぞれが役割を果たし、共に成長することで、企業価値の向上や社会の発展、社員の人生を豊かにすることに繋がると考えています。
まとめ
スター精密株式会社はCNC旋盤の総合メーカーとして、市場ニーズに即した工作機械や、飲食店のレジ周りで使用される小型プリンターの製造・販売を行っています。今後、同社は事業体制の整備や新事業の創出、製品の拡販、工場のリニューアル、技術の深堀などを推し進め、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
引用:スター精密株式会社 https://star-m.jp/