【経営理念-企業ピックアップ】日本コークス工業株式会社

積み重ねられた黒くゴツゴツとした石炭のクローズアップ。日本コークス工業が、製鉄などに不可欠なコークスを生産し、日本のものづくりを支える国内屈指のメーカーであること、また資源・素材・エネルギー分野で社会に貢献していることを表現しています。

日本コークス工業株式会社

日本コークス工業株式会社は、資源・素材・エネルギー分野で事業を展開しています。製鉄や非鉄金属の精錬に不可欠なコークス(石炭を原料とする燃料)の生産・供給を行っています。

国内屈指のコークス専業メーカー

国内で商業用コークスの生産・販売事業を手掛けている企業は2社です。その中の1社である日本コークス工業は、この独自性の強いビジネスで日本のものづくりを支えています。
低コストで高品質なコークスを生み出すべく、合理化・高効率化を追求し、ニーズに合わせて原料配合技術や焼成技術を生み出すなど、技術を常に磨き続けています。

産業の基盤を支え続ける

日本コークス工業では、産業に欠かせない高品質なコークスを製造し、製鉄会社などに供給しています。コークスの原料となる石炭については、世界各地から調達しており、輸送・保管・石炭灰のリサイクルまでを一貫して扱うコールチェーン(石炭一貫供給体制)を実現させています。
コークス以外では、カーボンニュートラルな燃料資源として注目されるパームヤシ殻(PKS)の取り扱いにも注力しているほか、廃棄物処理の仲介業も営んでおり、同社は年間で約30万トンの産業廃棄物を処理しています。処理した産業廃棄物は資源として再利用され、事業を通じて地球環境保護に貢献しています。
また、スマートフォンの電子部品やエコカーの燃料バッテリー、医薬品などに使用される粉粒体をつくるための機器やプラントの開発・製造も手掛けています。

重点施策

日本コークス工業では、事業別に重点施策を定めています。
コークス事業においては、老朽化が進む自社コークス炉の更新工事の着実な実行と、安定・安全な操業を目指しています。
非コークス事業では、新たな市場への事業展開、既存ビジネスの収益力強化と安定化、連結子会社の収益力強化を図っています。
また、脱炭素を含むサステナビリティ経営にも力を入れており、社内体制の整備等を進めています。

企業理念/人類社会の永続的発展に寄与する

人類の活動に不可欠な資源・素材と高付加価値技術を社会に供給し続けることにより、存在価値のある企業体としてより良い社会環境の構築に貢献するとともに、人類社会の永続的発展に寄与します。

日本コークス工業はこの企業理念の下、産業活動に欠かせない製品の数々を供給し社会に広く貢献しています。

まとめ

日本コークス工業株式会社は、国内屈指のコークス専業メーカーです。高品質・低コストなコークスを供給し、産業に欠かせない存在として日本のものづくりを支えています。同社は今後、現状にとらわれずに新たな市場への事業展開を進めていきます。人類社会の永続的発展に寄与するべく、日本コークス工業株式会社は、これからも様々な社会ニーズに応えていきます。

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