株式会社秋川牧園
株式会社秋川牧園は、鶏肉・卵・牛乳・野菜などの生産・加工、販売までを一貫して行っています。すべての品目において安心・安全を徹底し、家庭においしい食品を届けています。
7次産業(サーキュラー・エコノミー)を実現
1972年に創業した秋川牧園は、安心・安全な食べ物づくりのため、「動物性の原料を一切含まない植物性飼料の開発」「鶏の無投薬飼育」「栽培時の農薬不使用・無化学肥料栽培」「ポストハーベスト農薬不使用」「非遺伝子組み換え(non-GMO)飼料 」などをいち早く実現させ、6次産業のパイオニアとなりました。
2009年からは「飼料用米プロジェクト」をスタートさせ、鶏の飼料を自社生産するようになりました。これにより、生産(1次産業)、加工(2次産業)、流通・販売(3次産業)を融合させた6次産業に加え、鶏に食べさせる飼料をつくる7次産業を実現させています。
安心・安全を徹底した食づくり
秋川牧園が手掛ける事業は「育てる・作る」を担う生産卸事業と「届ける」を担う直販事業の2つです。
生産卸売事業
鶏肉・豚肉・牛肉・牛乳・鶏卵・野菜を生産しています。また、これらを使用した加工品(冷凍食品など)も製造しています。これらの内、同社の主要な製品は、鶏肉・加工食品・鶏卵です。
直販事業
生産卸売事業において生産された製品を、一般消費者に宅配の形態を中心として直接販売しています。生産、加工および販売、生活提案までを一貫して行える事業は、同社の大きな強みとなっています。
真に豊かな社会へ向けて
秋川牧園は、持続可能で真に豊かな社会への変革に向けチャレンジを続けています。
化学物質の汚染の心配のない健康な暮らしづくり
同社は、食料の生産から消費までの過程において、農薬・抗生物質・合成添加物といった化学物質をできる限り使用しないようにしています。化学物質の心配のない健康的で、自然と共生できる暮らしづくりに取り組んでいます。
地域循環型で自然と共生する農業のモデルづくり
世界人口の増加、地球温暖化など、世界全体での食糧不足のリスクが高まっています。同社は、日本の水田を守り活用することで、地域循環型の農業モデルを構築しています。
2009年から飼料用米の生産と利用において地域の農家と協力し、休耕田から取れた米を鶏に食べさせ、その鶏の畜糞を発酵させて地域の水田に戻すという取り組みを進めています。
個を活かすネットワーク型の新しい会社のモデルづくり
同社は社員の主体性を尊重し、その主体性を引き出すことを重視しています。主体性をもった個人がネットワークをつくることで、チームとしての価値創造力を高めていくと考えています。
新しい会社のモデルをつくることで、社会に貢献しつつ、多くの人を幸せにすることを目指しています。
理念/「口に入るものは間違ってはいけない」
秋川牧園はこの理念のもと、これまで安心安全な食べ物づくりのパイオニアとして挑戦を続けてきました。
秋川牧園のビジョン「FARM 農ある暮らし」
私たちは、「FARM」としての進化を続け、消費者と「農ある暮らし」の素晴らしさを共有することで、健康、美味しい、サステナブルな暮らしの新しいモデルをつくります。
「FARM」=秋川牧園が重視する4つの機能
F…Farming(育てる)
A…Add value(価値を高める加工などの機能)
R…Relationship(消費者など様々なネットワークづくり)
M…Management(全体のマネジメント)
まとめ
株式会社秋川牧園は、安心・安全を徹底した食品を人々に届けています。6次産業のパイオニアである同社は、近年7次産業(サーキュラー・エコノミー)を実現させました。持続可能で真に豊かな社会の実現に向け、これからも同社は健康的で自然と共生できる暮らしづくりに取り組んでいきます。
引用:株式会社秋川牧園 https://www.akikawabokuen.com/
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