日油株式会社は「バイオから宇宙まで」をスローガンに、食品機能材やライフサイエンスなど、幅広い領域に事業を展開している企業です。科学の力で新たな価値を創造し、社会に貢献する事業の根底には、『挑戦・公正・調和』を重視する価値観があります。企業の想いに触れ、あなたのキャリアの一歩を後押しする“ヒント”をお届けします。
日油株式会社
1937年、日本産業の傘下にあった複数の企業を統合し、日本油脂(第一次)として設立されました。その後、合併を重ねて事業を多角化して1945年に日産化学工業へ社名を変更しました。戦後、企業再建整備法によって日本油脂(第二次)として再出発し、石油化学分野へ領域を拡大。1983年には筑波研究所(現:先端技術研究所)を開設しています。1984年にアメリカに進出したことを端緒とし、欧米や東南アジア、中国に事業基盤を構築していきました。創立70周年の2007年に、現在の日油株式会社に社名を変更しました。
バイオから宇宙まで広がる事業領域
創設当初、魚油から石鹸などを製造していた日油は、現在は「バイオから宇宙まで」を掲げ、事業領域を大きく広げています。
食品や医薬品向けの素材に加え、ライフサイエンス分野では薬の働きを高めるDDS技術などを展開。機能材料や防錆、化薬は産業やインフラを支える用途で活用され、化粧品原料からロケット用固体推進薬まで幅広い製品を取り扱っています。
さらに日油は新事業の創出を目指し、新規素材と技術の探求を続けています。
魔法の一滴
日油は、自社の製品を「魔法の一滴」という言葉で表しています。
お菓子やパンの食感を良くし、おいしくする食品機能材や、最先端の医薬品に用いられるDDS素材、ヘルスケア製品に加えられている保湿成分などは、製品全体からするとごく少量しか入っていませんが、製品づくりに欠かせない素材といえます。日油は、このような価値を生み出す素材を通じて、さまざまな分野の製品開発を支えています。
日油の展望
日油は現在進行中の2025中期経営計画においてDDS医薬用製剤原料の堅調な需要を背景に、医薬・医療・健康事業の売上高・営業利益増加を見込んでいます。また、産学連携やベンチャー投資などを通じてオープンイノベーションを推進し、新規事業の創出を加速させていく方針です。日油はさらなる成長に向け、次期2028中期経営計画においてソリューションビジネスの強化と将来成長に向けた投資を着実に進めていく方針を示しています。
日油の経営理念
バイオから宇宙まで、科学の力で新しい価値を創造する企業グループとして、人と社会に貢献します。
日油は環境・安全に配慮して社会と共生しながら、化学企業として結束し業績向上を目指すとしています。この経営理念を実践するにあたり、グループとして重視する価値観として、日油は『挑戦・公正・調和』を掲げています。
まとめ
石鹸製造・油脂加工から始まった日油株式会社は、事業を多角化し、現在はライフサイエンスやロケット用固体推進薬など幅広い領域に事業を展開しています。『挑戦・公正・調和』を重視し、社会と共生しながら業績を向上させていくことを目指しています。日油株式会社は、次期2028中期計画を通じて、成長分野への投資を強化していく方針です。




