【経営理念-企業ピックアップ】ハビックス株式会社

ハビックス株式会社

ハビックス株式会社は、1950年に設立されました。不織布関連事業・紙関連事業を行っています。

ハビックスの強み

ニッチ戦略の追求

同社は、衛生材料分野・外食産業分野向けを中心に、原紙・原反に特化したビジネスモデルを確立し、長年にわたり独自の技術・ノウハウを築き上げました。
その技術・ノウハウを活かして、大手企業が参入し難いニッチな市場において高いシェアを獲得しています。

卓越した3つのシート化技術のシナジー

同社は、パルプ不織布・化合繊不織布・衛生用紙の3つのシート化技術を有する中間素材メーカーです。
どの素材も製品の姿・形は単に一枚のシートですが、様々な機能を有しており、それらを融合させることによってシナジー効果を生み出し、さらに高い機能性を有する新製品の開発に応用しています。

日本・世界で利用される方々に安全で信頼される製品を届けるため、徹底した品質管理を行っています。

ハビックスのあゆみ

同社は、1950年に味噌・醤油を製造していた大黒屋が法人化し、株式会社大黒屋が設立されました。
1952年、「福村製紙株式会社」に改称され、製紙業に事業展開を行い、新聞紙の再生紙を使用した「黒ちり紙」の製造が開始されました。
3年後の1955年に、下水道・洋式便所の普及によるトイレットペーパーの需要の高まりを受けて、ロール状「トイレットペーパー」の製造が開始されました。
以降、「ナプキン原紙の原紙」「ティッシュペーパー原紙」「ボックスティッシュ」の製造など、様々な製品の製造が開始され、製品の幅が広がりました。
1993年、現在の社名である「ハビックス株式会社」に改称されました。
現在、不織布マスクの生産など、環境やライフスタイルの変化に対応した新技術・製品開発の展開を行っています。

新商品・新事業領域の拡大

同社グループが提供する紙・不織布に求められる商品性は様々であり、環境やライフスタイルの変化によって製品の多機能化が進んでいます。
同社グループは、この市場ニーズを的確に捉え、環境に配慮した新技術・製品開発を積極的に推し進めていきます。
また、グローバル展開の多角化にも即応できる業務革新を推し進めていきます。

既存事業の拡充

同社グループは、これまで社会や市場ニーズの変化を捉えて基幹事業の拡大を継続してきました。
2019年末に増産体制を敷いた衛生用紙生産ラインを、拡大する市場ニーズに対応するべく引き続き安定稼働させていきます。
また、同時に全工場において、かねてより取り組まれていた品質改善や生産性向上等の抜本的改革を加速し、収益性を高める販売・生産体制の構築を推し進めていきます。

もの造り基盤の再構築

同社グループの70年にわたる歴史は、ノウハウや技能が育んだもの造り基盤に込められています。
ノウハウや技能は、環境や市場ニーズの変化に対応することで積み上げられ、深化してきました。
これまでのもの造りのDNAを確実に伝承し、圧倒的なグローバル品質の確立、絶対的な安全環境の整備、他の追従を許さない原価競争力の実現に取り組んでいきます。

経営(企業)理念/創和

「全社員の知恵を結集して、常に新しい製品を創造することにより、美しい環境と生活を創出して社会に貢献する。
人間尊重の精神を基本とし、社員、お客様、株主様、お取引先様、地域社会との和を相互に調和させ、幸福な世界の創造に向けて行動する。」

まとめ

ハビックス株式会社は、創業以来、紙と不織布が持ち合わせる高い吸水性・通気性・保湿性を活かし、その時代に応じた製品を開発して市場に提供してきました。今後も、環境やライフスタイルの変化に対応した新技術・製品開発を展開していくと思われます。

引用:ハビックス株式会社 https://www.havix.co.jp/

「vision」内 ハビックス株式会社

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