株式会社タツミ
株式会社タツミは、株式会社タツミ製作所として1951年に設立されました。その後、1993年に、現在の株式会社タツミに、社名変更されました。自動車・オートバイ・産業機械等の精密部品の製造を行っています。
「安全」と「快適」を支える製品
同社の製品は、主に車の電装品・ブレーキ・変速機などに装着されています。
お客様の運転をより安全・快適にしています。
その他あらゆる産業のユーザーの方々に、満足と信頼を届けるために、高品質な「ものづくり」を行っています。
同社は、開発・加工にすべての要素技術を結集させ、取り組んでいます。
電装部品
快適なドライブをするためのスムーズなエンジン始動やウィンドウの開閉に使われる精密ギヤシャフトを製造しています。
今までに培ってきた技術に加え、新技術の開発にも積極的に挑戦しています。
ブレーキ部品
安心で安全な走行を実現するためのブレーキシステムパーツを製造しています。
冷間圧造/精密加工技術を駆使し、高品質で安定した製品を提供しています。
トランスミッション部品
滑らかな走行フィーリングを実現するパーツを製造しています。
精密切削・研削加工技術で、高精度な製品が静粛性や耐久性の確保に貢献しています。
その他にも、産業機械・建設機械等のブレーキやエンジンをサポートする製品、ユーザーのニーズに合わせた組立・締結にも積極的に対応しています。
タツミの歴史
同社は、1951年の創業開始から2021年で、70周年を迎えました。
創業当初は、自転車やミシン用の部品、その後航空機用のリベット等を製造していましたが、日本のモータリゼーションの発展とともに、オートバイ向け部品や自動車向け部品等の研究試作品の提供から量産供給を通じて、お客様の良きパートナーとして、信頼と実績を築いてきました。
グローバル展開は、1998年には米国・ミシガン州に販売拠点を置き、2001年にはメキシコ・モンテレーで、生産を開始しました。
2014年には、インドネシア・ジャカルタ近郊に子会社を設立されるなど、グローバルでの生産供給体制の構築に取り組んでいます。
技術面では、70年間の歴史の中で培ってきた『6つの加工技術』(圧造・切削・転造・研削・熱処理・表面処理)をベースにしていきます。
さらにそれぞれの技術を高めると同時に、グローバルでコスト競争力のある技術を確立し、今後もお客様に対し一気通貫によるサービスを提供していきます。
グローバル競争力の再構築(企業体質の変革)
経営方針
1.身の丈に合った組織と業務の変革を図り、営業黒字の体質を構築する。
2.クルマの電動化・軽量化に対応した新加工技術開発により、お客様満足度向上を図る。
3.IoT・Robot活用により、高効率かつ魅力ある品質を提供できる生産体制を構築する。
4.全員参加の小集団活動を基本とし、個の成長と3拠点の現場改善力を高める。
経営環境及び対処すべき課題
自動車業界における自動運転、電動化・軽量化の急速な拡大及び変化に、同社グループが製造する自動車用ブレーキ及び電装部品が広く活用されています。
同社グループの成長を遂げるため、下記の重点施策を確実に実行していきます。
・利益計画の達成
・企業体質の強化
・新加工技術の開発
・品質向上・生産性向上
・現場改善力の向上と人財育成
・安全・リスク対応
基本(企業)理念/社会と環境に調和した技術の創造を通してお客様に満足と信頼を提供
「タツミは、タツミを愛しささえる人々とともに
社会と環境に調和した技術の創造を通して
お客様に満足と信頼を提供します。」
経営理念
一.選ばれる企業をめざし、価値ある商品を提供する。
一.固有技術を磨き、市場開発に挑戦する。
一.人を活かし、人に生かされる企業となる。
まとめ
株式会社タツミは、自動車の電装品用部品及びブレーキ用部品の製造販売を行っています。70年の中で培ってきた『6つの加工技術』をベースにして、技術を高めると同時に、グローバルでコスト競争力のある技術を確立し、今後もお客様に一気通貫によるサービスを提供していくと思われます。
引用:株式会社タツミ https://www.tatsumi-ta.co.jp/
「vision」内 株式会社タツミ