【経営理念-企業ピックアップ】福山通運株式会社

福山通運株式会社

福山通運株式会社は、1948年に設立されました。同社は、朝食べたパン、身にまとっている服、書店にならぶ本、当たり前のようにそこにあって、手にできるものを運んでいます。

どんな荷物でも自分たちで運ぶ

同社の物流サービスの特長は、どんな荷物でも運ぶことです。
多くの物流企業は、自社のトラックを持たず外部企業に委託していますが、同社は、同社の拠点から同社のトラックで、同社のドライバーが輸送を行っています。

情報システムと人で守る、品質へのこだわり

すべての荷物を、同社のネットワークと同社の従業員で輸送する。
これが、同社が輸送品質を最高レベルにキープできている大きな理由です。
同社は、お客様本位でそのニーズに応え、満足度を高めていくことをポリシーとしています。
荷物の追跡システム(輸送の情報化)、自動仕分け機(迅速化)、そして「出荷支援システム(iSTAR-2)」は、同社が他社に先駆けて導入したものです。

創業から70年以上。生産者と消費者を繋ぎ続ける

同社は、きめ細かいサービスで、荷物を安全・確実に届け、お客様の「当たり前の一日」をつくることを使命としています。
創業から70年以上経った現在も、同社は生産者と消費者を繋ぎ続けています。
あらゆる人のライフラインとして、同社は今後も、必要なものを、必要とする人に届けていきます。

全国を結ぶ輸送ネットワークで日本経済を支える

同社が展開する運送事業は、「特別積み合わせ貨物運送事業」といわれています。
地域が異なる経済圏で、エリア内での仕分けと集荷・配達を担い、さらに大型トラックなどによる地域間運行を計画的に行う貨物運送です。
全国規模の輸送ネットワークを常時稼働させているという点で、社会インフラ型事業といわれています。
同社の運送事業の特徴は、運送する荷物を限定せず、「BtoB」(Business to Business)のさまざまな運送需要を支えているという点です。
「BtoB」の場面では、運送する物の大きさや種類も多く、またスピードや取り扱いなどに関する要望も厳しく多彩ですが、同社はそれに応える高い輸送品質を維持し、日本の経済活動を“物流”で支えています。

Challenge,Change2023

同社グループは、第4次中期経営計画において“ESG+ES”(※)を基本方針に、持続可能な成長による企業価値の向上に取り組んできました。
同社は、新型コロナウイルス感染症が流行し、緊急事態宣言が発令される中、国民の生活のライフラインである物流を止めないため、安全・安心を最優先に、物流を担う企業としての使命感を持って事業を継続してきました。
そして、安全・安心な物流サービスを安定かつ継続して提供し続けていく決意を新たに、第5次中期経営計画「Challenge, Change 2023」を策定しました。
「Challenge, Change 2023」は、持続可能な成長を実現することで、企業価値の向上に努めるという前中期経営計画の基本方針を継承しています。
環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に、同社の企業価値の源泉である創業以来の労使協調の基盤となる従業員満足(Employee Satisfaction)を加えた“ESG+ES”を深化させ、更なる企業価値の向上を図り、SDGsの達成に貢献していくとしています。
※ESG+ES :
ESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:企業統治)
+ES(Employee Satisfaction:従業員満足)

スピリット/まだまだ満足しない。挑戦を忘れない。私たちは、つねに成長途上。

『物流は生きています。成長します。
変化する時代とともに、その形を変えています。福山通運もまた同様です。
私たちは、決して安定に甘えません。誕生してすでに半世紀を迎えても
まだ挑戦への願望を抑えることができません。気がつくたびに新しくなっている
まだ成長途上の企業であることを、私たちは誇りにしています。』

まとめ

福山通運株式会社は、創業から70年以上にわたり、人々のライフラインとして生産者と消費者を繋ぎ続けてきました。これからも、安全・安心な物流サービスを人々に提供し続けていくため、持続可能な成長の実現、企業価値の向上に取り組んでいます。

福山通運株式会社の公式サイトはこちら

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