【経営理念-企業ピックアップ】三菱鉛筆株式会社

立てかけられた色とりどりの色鉛筆を真上から捉えたカット。筆記具の枠を超え「世界一の表現革新カンパニー」を目指す三菱鉛筆の、あらゆる人々の個性と創造性を解き放つビジョンを象徴する。

三菱鉛筆株式会社

1887年創業の三菱鉛筆株式会社は、創業者である眞崎仁六氏が「眞崎鉛筆製造所」を立ち上げたことから始まりました。1925年の合併により「眞崎大和鉛筆株式会社」と社名を変更し、1952年には社名と商品名との統一を図るため、現在の「三菱鉛筆株式会社」に改称されました。
筆記具分野において培われた技術と開発力を活かし、現在では幅広い分野に事業を拡大しています。

「書く」領域から新分野へ

三菱鉛筆は、高級鉛筆「ハイユニ」「ユニ」シリーズを始めとする数々の銘品ブランドを展開する筆記具メーカーとして広く知られています。
筆記具開発で培った高度な技術を、三菱鉛筆は異分野の製品開発にも応用しています。
産業資材事業では、主にインク開発で培った分散技術や、シャープ芯・鉛筆芯の開発で培ったカーボンに関する焼成加工技術などを活かしているそうです。また、化粧品事業ではサインペンや筆ペンのノウハウを応用しているとのことです。

2024年にドイツのLamy社が傘下に

中期経営計画2022-2024において、三菱鉛筆は「筆記具事業のグローバル化」を重点方針の一つとして掲げています。この方針のもと、2024年にドイツの筆記具メーカーLamy社を連結子会社化しました。三菱鉛筆はこの子会社化について以下の目的があると公表しています。

・uniブランドに加えて、Lamy社が得意とする中価格帯~高価格帯の製品ラインナップを扱うことによるブランド力の強化
・欧州市場におけるシェアの拡大による販売体制の強化
・同社が保有する万年筆ペン先の金属加工技術の獲得

ありたい姿と中期経営計画

三菱鉛筆は、創業 150 年である 2036 年に向け、将来の「ありたい姿 2036(世界一の表現革新カンパニー)」と「中期経営計画 2025-2027」を策定しています。中期経営計画では、「ありたい姿 2036」の実現に向けて、3年ごとの中期経営計画を5段階で設け、その進捗を考慮して活動を実行しています。その第二次中期経営計画である「中期経営計画 2025-2027」は、企業変容とイノベーション創出の実現と具体化を図る方針です。
基本方針を「uni Advance」と呼び、以下のように示しています。

・筆記具事業の成長継続と多角化推進
・非筆記具事業の規模拡大とグループのありたい姿実現を牽引
・ステークホルダーと連携し、経営基盤を強化

三菱鉛筆のビジョン

「生まれながらにすべての人がユニークである」という信念のもと、“書く・描く”を通じて、世界中あらゆる人々の個性と創造性を解き放つ「世界一の表現革新カンパニー」となる。

まとめ

1887年創業の三菱鉛筆株式会社は、多数の筆記具ブランドを展開するとともに新分野にも事業を展開しています。企業変容とイノベーション創出を推し進め「世界一の表現革新カンパニー」を目指すとしています。

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