東武鉄道株式会社
東武鉄道株式会社は、1897年に設立されました。同社は、鉄道事業・開発事業を中心として、付加価値の高い商品・サービスを提供しています。
暮らしやすく訪れたいまちづくりを目指して
同社では、沿線価値を向上させ、多様化するお客様のニーズに、柔軟かつ迅速に対応するとともに、暮らしに密着した良質なサービスを創造し、暮らしやすく訪れたいまちづくりを目指しています。
開発事業は大別して、賃貸部門・レジャー部門・分譲部門からなり、いずれも広範囲な地域にわたって都市環境の改善を図り、複合的な事業展開を進めています。
賃貸部門
百貨店・ストア・駅ビルなどの商業施設、オフィス、マンション、ホテル・スポーツクラブなどのレジャー施設、倉庫等の業務施設など、多様な用途の建物を、建設・保有・賃貸・運営して、沿線を中心とした地域のみなさまの暮らしの豊かさを提案するとともに、東武グループの事業展開をアセット面から支えています。
レジャー部門
銀座・錦糸町・成田をはじめとするホテル事業を展開し、各地域・ホテルの特性に応じたサービスを提供しているほか、スポーツ施設を運営しています。
分譲部門
同社沿線における定住人口増加等を目的に、草加市松原、流山市おおたかの森等で、分譲マンションの建設・販売を行っています。
また、沿線、及び沿線外に所有する多くの同社用地の活用を図り、野田市清水公園等で分譲住宅・土地の販売を行っています。
その他、駅前の再開発計画等、同社沿線の各地でコミュニティの豊かさが息づく街づくりに、地元のみなさまとともに取り組んでいます。
1都4県にわたる鉄道路線網
同社の鉄道路線網は、東京・千葉・埼玉・栃木・群馬の1都4県にわたっています。
浅草を起点として埼玉県東部を通り、栃木県・群馬県・千葉県に広がる本線は、東武スカイツリーライン・伊勢崎線、日光線、及び東武アーバンパークラインの3つの幹線と、その支線からなり、通勤・通学輸送を主とする東武スカイツリーライン(伊勢崎線南部)と、東武アーバンパークライン、また、観光・ビジネス輸送を主とする、日光線と伊勢崎線北部に大別されます。
池袋を起点として、埼玉県の中央を西北に伸びている東上線は、沿線の開発が進み、主に通勤・通学輸送の使命を担っています。
東武グループ長期経営構想
長期経営ビジョン
「つなぐ」を「惹きつける力」と「稼ぐ力」へ進化させ、さらなる高みへ
同社グループでは、北千住と久喜を鉄道でつないで以来、街と街、人と街、鉄道ネットワークを活かした相互直通運転など、たくさんの「つなぐ」を実施しながら、沿線の発展に取り組んできました。
次の100 年に向けても、「つなぐ」を大切にし、地域とともにさらなる発展を目指していきます。
多世代をつなぐ
～3世代ファミリーがつながり、日本一幸せな暮らしを実感できる沿線を目指す
住み替え支援や、地域コミュニティ支援等の生活支援の充実により、多世代が生きがいとゆとりを実感でき、人々が惹きつけられ、活気あふれる沿線の実現を図ります。
つなぐ鉄道ネットワーク
～私鉄NO.1の通勤環境、観光輸送を目指す
利便性や快適性、速達性の向上に応える輸送改善を図るとともに、機能集積が進む拠点エリアにつながる鉄道ネットワークの優位性を、さらに強化・活用し、沿線の価値向上と定住人口流入を図ります。
世界とつなぐ
～沿線観光地へのインバウンド増加率NO.1 を目指す
沿線の観光資源が持つ、独自の歴史・伝統・文化と自然を尊重しつつ、地域とつながり、お客様を惹きつける様々な取り組みを通じ、世界と沿線をつなぎ、観光交流人口の拡大と地域の活性化を図ります。
社是/奉仕(ほうし) 進取(しんしゅ) 和親(わしん)
信条
企業の使命を自覚し 誇りと自信をもって職責を完遂しよう
輸送の安全 正確 迅速を期し 社会の信頼にこたえよう
伝統をいかし 創造と開発につとめ 社業の発展をはかろう
礼節を重んじ 規律を守り 協力して 明るい職場をつくろう
技能をみがき 知性を深め 品位の向上につとめよう
まとめ
東武鉄道株式会社は、1都4県にわたる鉄道路線網で、人々の暮らしの利便性を高めています。また、暮らしやすく訪れたいまちづくりを目指して、様々な事業を展開しています。今後も、「奉仕」「進取」「和親」のもとに、発展を続けていくと思われます。
引用:東武鉄道株式会社 https://www.tobu.co.jp/
「vision」内 東武鉄道株式会社
