【経営理念-企業ピックアップ】ソニー株式会社

ソニー株式会社

ソニー株式会社は1946年、電気通信機及び測定器の研究・製作を目的とし、前身である東京通信工業を設立し、1958年に、社名をソニー株式会社に変更しました。現在では、ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画など様々な事業を展開しています。

人のやらないことをやる

同社は1946年(昭和21年)5月、資本金19万円従業員数約20名の小さな会社「東京通信工業」(現ソニー株式会社の前身)としてスタートしました。
創業者のひとりである、井深大氏は、会社設立の目的を「技術者がその技能を最大限に発揮することのできる“自由闊達にして愉快なる理想工場”を建設し、技術を通じて日本の文化に貢献すること」と、記しています。
そして、「人のやらないことをやる」というチャレンジ精神のもと、数々の日本初、世界初の商品を打ち出しました。

世界に驚きを、熱狂を、喜びを、癒やしを。

同社は、クリエイティビティとテクノロジーの力で、「世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)と『人に近づく』という経営の方向性のもと、「人」を軸とした多様な事業を展開しています。
これらの事業を通じて持続的な創出を目指す価値は、ユーザーとクリエイター、そして人々が暮らす社会の観点で3つに大別しています。

・感動体験で人の心を豊かにする
・クリエイターの夢の実現を支える
・世の中に安全・健康・安心を提供する

VISION-S 同社の技術は、モビリティの進化に向かって

かつて思い描いた未来の車が、いよいよ走り始める時代。
自動車というハードウェアはもちろん、人々の生活も、社会のあり様も、その常識が覆ろうとしています。
同社は、これからの「移動」を考えたいと思います。
そこにどのような感動をもたらすことができるか。
より安心を届けられるか。
より豊かな環境・社会につなげられるか。
クリエイティビティとテクノロジーで新たなモビリティの世界を切り拓いていきます。
社会の中、地球の中で、我々や同社は生きています。
新たなモビリティの向こうに、新たな人の営みがある。そのあるべき理想を、同社はまっすぐ追いかけます。

AI Initiatives

同社はクリエイティブエンタテインメントカンパニーとして、AIテクノロジーの活用により、人間のクリエイティビティを解放していきます。
ひとつは、エンタテインメントを生み出すアーティストやクリエイターをサポートし、その創造性を拡張していくこと。
もう一つが、エンタテインメントを楽しむ人たちのライフスタイルそのものを進化させていくこと。
これにより、もっと生活に感動があふれた新しい文化の創造を目指します。
また、農業や医療、教育といったこれまで同社の事業領域にはなかった様々な分野においても、持続可能な社会の地球規模での実現を目指した新しい取り組みが始まっています。

宇宙を解放する

宇宙から、青い地球を眺める。
宇宙から、無数の星を見つめる。
それは宇宙飛行士だけに許される、特別な体験でした。
同社が挑戦するのは、テクノロジーの力で宇宙の視点を人々に解放すること。
そして、エンタテインメントの力で宇宙感動体験を世界に広めること。
誰もが宇宙を想い、つながり合い、共に創り出す。
宇宙の視点は人々の意識に変化をもたらし、豊かな思考や創造性を解き放つと信じています。
同社が取り組む宇宙感動体験事業は、そんな地球人としての一体感を、クリエイターへ、世界へ、そして未来を担う次の世代へ届けます。

新しい試み

宇宙空間におけるエンタテイメント事業への挑戦、未来の社会の中でもキーとなるモビリティにおける安心・安全な走行への貢献。
また幅広い分野でAIテクノロジーを活用することによる、クリエイターの創造性の拡張支援。
こういったこれまで同社の事業領域にはなかった様々な新しいフィールドにおいても、同社のテクノロジーを応用した新しい感動創造の取り組みが始まっています。

Sony Design Philosophy 「原型」を創る Create New Standards

先駆 Visionary

「人のやらないことをやる」好奇心と創造力で
先駆をデザインする

本質 Integrity

課題に誠実に向き合い、精錬を重ね
本質をデザインする

共感 Empathy

社会の文脈を深く理解し、感性に訴えかける
共感をデザインする
「多様な価値観との共鳴を重ねるなかで、それは新しい潮流となり『原型』へと結実していく。私たちは、デザインのあらゆる可能性を開拓し続け、世界中の人々とともに新しい価値を創出します。」

Sony’s Purpose & Values

・Purpose 存在意義
クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。
・Values 価値観
夢と好奇心…夢と好奇心から、未来を拓く。
多様性…多様な人、異なる視点がより良いものをつくる。
高潔さと誠実さ…倫理的で責任ある行動により、ソニーブランドへの信頼に応える。
持続可能性…規律ある事業活動で、ステークホルダーへの責任を果たす。

まとめ

ソニー株式会社は創業以来、様々な商品をデザインし世の中に発表しています。そして、人々に驚きを、熱狂を、喜びを、癒やしを日本のみならず、世界にももたらしました。今後は最先端技術や宇宙に視野を拡げており、新しい感動創造の取り組みを打ち出しています。

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