株式会社アイスタイル
1997年7月、化粧品に関する消費者情報をデータベース化し、企業の各種マーケティング活動を支援することを目的として、有限会社アイ・スタイルを設立しています。2000年、株式会社アイスタイルへ組織変更しました。コスメ情報ポータルサイトのオープンや、化粧品オンラインショッピングサイトを展開しています。2012年には香港やシンガポールなどに進出し、海外事業展開を果たしています。
メディア・広告 コスメ・美容の総合サイト「@cosme」
日本No1.のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」および関連サービス、BtoCの課金サービスなどを運営。そのほか、化粧品ブランド向けの広告サービスやSaaS型のマーケティング支援サービスなども展開しています。
小売 日本No.1の化粧品専門ECサイト「@cosme SHOPPING」
@cosmeのデータなどを活用し、日本No.1の化粧品専門ECサイト「@cosme SHOPPING」、日本No.1の化粧品専門店「@cosme STORE」を運営しているほか、プライベートブランドも展開しています。ECや店舗の積極的な推進により業績への貢献を図るのみならず、同社が小売事業を展開することで得られたデータや経験、ノウハウをプラットフォームへフィードバックし、@cosmeの強化につなげています。
「UrCosme (@cosme TAIWAN)」
世界中のコスメや美容に関する情報が集約された『Global Master Database』を核とした@cosmeのグローバルプラットフォーム化を推進。同社のビジネスモデルを、国内だけでなくグローバルに展開していきます。これまで東アジア全域、タイ、マレーシア、北米へ進出し、@cosmeの認知浸透やマーケットポジションの確立を図ってきました。台湾最大級の化粧品クチコミサイト「UrCosme (@cosme TAIWAN)」が主なサービスです。
新たなユーザーニーズやクライアントの課題に応えていく
①領域の拡大…対象領域を化粧品に限らず拡大し、女性が求める幅広い「Beauty」に出会える場所を創出することが、今後の事業の発展にとって不可欠であると考えています。外部事業者との連携も視野に、事業領域の拡大を図っていきます。
②サービスの拡大…今までの枠にとらわれず、美容領域で活動する企業や個人事業主、関心のある生活者といった幅広い層にサービスを提供していくことが必要だと認識しています。多様な企業や人が集い、活動できる場所を提供すべくサービス開発を推進していきます。
③海外展開…中国をはじめとするアジア各国の経済成長は著しく、それに伴い美容関連市場も今後より拡大すると見込んでいます。同社グループの成長を加速する上で、海外における事業展開は必須であり、日本で培った資産をベースに、各国の状況に応じたサービスを展開していきます。
④経営基盤の強化…環境変化へ迅速に対応するために、権限と責任を明確化した経営が重要であると認識しています。最適な組織体制により、経営の効率化・迅速化を図っていきます。また、今後事業がグローバルに拡大するステージにおいて、グループを横断した内部統制の整備・向上が必要不可欠と考えています。コーポレートガバナンスにも積極的に取り組むことで、強固な経営基盤の構築を進めていきます。
Vision/生活者中心の市場創造
『これは、1999年の創業以来ずっと持ち続けているビジョン。私たちの事業すべての指針です。
生活者はもちろん、私たちの事業に関わるすべてのステークホルダーと好循環を生み出しながら、ブレることなくこのビジョンの実現に向けて、これからもチャレンジし続けていきます。』
Mission/Beauty × IT で世界No.1企業へ
「これは、アイスタイルグループがビジョンを実現するために成し遂げるべきこと。
独自のデータベースを活用し、ネットとリアルを効果的に組み合わせながら、日本だけでなく世界中のビューティに関わるヒト・コト・モノをつなぎ、生活者を軸とするマーケットを創造していきます。
また『Beauty×IT』というキーワードで、一番はじめに想起される会社になることを目指します。」
まとめ
株式会社アイスタイルは、1999年からビッグデータを見越した動きを見せていた企業です。読みは的中し、コスメ・美容の事業の拡大に成功しています。今後も、生活者中心を考えながら、化粧品業界を代表としていく企業だと思います。
引用: 株式会社アイスタイル https://www.istyle.co.jp/
「vision」内 株式会社アイスタイル