キッコーマン株式会社
キッコーマン株式会社は、しょうゆのトップブランドとして江戸時代に生まれ、1917年に野田醤油株式会を設立、1925年に万上味醂株式会社、日本醤油株式会社を合併。1925年に商標を「キッコーマン」に統一し、東京市場に進出。株式会社設立以来100年以上に渡り、日本の食文化の発展を支え続けています。
おいしい記憶をつくりたい。
キッコーマンでは、「食文化の国際交流」をモットーに、日本のすばらしい食文化を世界に広めるとともに、世界の優れた食文化を日本に紹介する企業活動を行ってきました。日本においては、キッコーマンしょうゆをはじめとして、しょうゆ関連調味料など、デルモンテトマト製品、マンジョウ本みりん、マンズワイン、そして豆乳飲料など、おいしさと健康にあふれた多くの商品を提供しています。
2008年、事業に取り組んでいく姿勢や、事業を通してお客様に提供していく価値を明文化した「キッコーマンの約束」をベースに、コーポレートマークとコーポレートスローガンを作成。その「おいしい記憶をつくりたい。」というスローガンには、食にまつわる体験を通じて積み重ねられる幸せな記憶により、「地球上のより多くの人が、ゆたかな人生をおくれるようお手伝いをしていきたい」という想が込められています。
日本食品を世界中の食卓へ
健康志向の高まりから、最近はおいしくてヘルシーな日本食が世界的なブームとなっており、こうした食生活の世界的潮流が追い風になっていることを受け、キッコーマンは1969年、アメリカの「ジャパン・フード社」(現JFCインターナショナル社)の経営に参画し、日本食材を中心とする東洋食品の卸売事業に進出しました。以来、世界において、日本の食文化を代表するキッコーマンしょうゆを、世界の人々に知っていただくために努力を重ね、今では「KIKKOMAN」はしょうゆの代名詞となり、アメリカ、アジア、ヨーロッパにある7つの海外工場から100カ国以上の国々に出荷され、愛用されています。さらに、日本食を中心にさまざまな東洋食品を世界の食卓に届け、その食生活を豊かで味わい深いものにしています。
グローバルビジョン2030
2018年に策定された、「グローバルビジョン2030」には、
1.キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする
2.世界中で新しいおいしさを創造し、より豊かで健康的な食生活に貢献する
3.キッコーマンらしい活動を通じて、地球社会における存在意義をさらに高めていく
という「3つの目指す姿」が、2030年に向けたグループの将来ビジョンとして示されています。また「新しい価値創造への挑戦」をテーマに、重点戦略(2030年への挑戦)として
【No.1バリューの提供】
①グローバルNo.1戦略(しょうゆ、東洋食品卸)
②エリアNo.1戦略(デルモンテ、豆乳、ワイン、バイオ事業)
③新たな事業の創出
【経営資源の活用】
①発酵・醸造技術のさらなる活用
②人材・情報・キャッシュフロー
を掲げています。
企業・経営理念/「消費者本位」を基本理念とする
キッコーマングループでは、3つの「経営理念」を掲げています。
1.「消費者本位」を基本理念とする
消費者にとって価値ある商品・サービスの提供
2.食文化の国際交流をすすめる
しょうゆを中心に日本の食文化を世界に発信し、食文化の交流、各国の食文化との融合を実現。国内における食文化の継承と発展に貢献
3.地球社会にとって存在意義のある企業をめざす
事業活動を通じた社会に貢献、環境保全への取り組みや積極的な社会活動など、よき企業市民として行動し、社会との共生を図る
以上のような取り組みを誠実に積み重ねていくことによって、世界中の人々から「キッコーマンがあってよかった」と思われるようになりたいと考えています。
まとめ
キッコーマン株式会社は、キッコーマンしょうゆをはじめとして、しょうゆ関連調味料など、おいしさと健康にあふれた多くの商品を提供しています。今や海外では「KIKKOMAN」はしょうゆの代名詞となり、日本食の文化を世界に広める活動も使命感を持って行っています。日本食を中心にさまざまな東洋食品を世界の食卓に届け、その食生活を豊かで味わい深いものにしています。
引用:キッコーマン株式会社 https://www.kikkoman.com/jp/
「vision」内 キッコーマン株式会社