【経営理念-企業ピックアップ】アリアケジャパン株式会社

創業以来、食品業界をリードしてきたアリアケジャパン株式会社の経営理念は、その事業を根底から支え続けてきました。この記事では、素材へのこだわりや世界規模で展開する事業、未来への展望など、その理念に貫かれた歩みとビジョンを深掘りします。企業の想いに触れ、あなたのビジョンに寄り添う“ガイド”をお届けします。

アリアケジャパン株式会社

アリアケジャパン株式会社は、1966年に有明特殊水産販売株式会社として創立されました。その後1990年に有明食品化工株式会社を吸収合併し、現在の社名に変更されました。ブイヨンやコンソメなど、料理の味の基本となる調味料から完成品まで手がける食品加工を行う企業です。現在では日本をはじめ、中国、フランス、インドネシアなど7つの国と地域に製造・販売拠点を展開し、グローバルに事業を展開しています。

約2,500種類の“天然”調味料

新鮮な畜産原料や魚介、野菜から調味料を製造しているアリアケジャパンは天然素材にこだわっているそうです。創業以来培ってきた商品開発力、抽出技術、製造設備を活かし、調達から製品化までを一貫して行う体制を確立しています。約2,500種類の調味料を作り分ける技術は、顧客との共同開発にも活かされており、加工食品メーカーや外食チェーン店、コンビニなど幅広い業界に商品を提供しているそうです。

生産力・技術力・品質管理力

アリアケジャパンは高い生産力・技術力・品質管理力を強みとしています。電子制御の無人化工場での大量生産に加え、最新の分析機器と本格的な調理設備を活用し、プロの味を再現する技術を持っているそうです。また、HACCPなどの国際認証を取得し、衛生・品質管理も徹底しているとのことです。
これらにグローバルな生産体制を掛け合わせた強みの相乗効果により天然調味料を業務用として製造・販売しているそうです。

アリアケジャパンの展望

公式HPの47期IRリポートにて代表取締役社長 白川直樹氏は、2030年度に連結売上高1,000億円を目標としていると語っています。海外市場の変化や国内業績の伸長を踏まえ、国内550億円・海外450億円の構成を想定しているそうです。2028年3月期を最終年度とする中期計画では、国内の外食向け需要への対応やエキス調味料の営業強化に加え、プラントベース製品などの新規領域の拡販を進める方針を示しています。海外では新規開拓と同時に、ベルギーや中国でのB2C展開、米国進出も進行中とのことです。

アリアケジャパンの経営理念

わが社は、価値ある天然調味料の生産を通して、人類の永遠のテーマである健康で豊かな食文化の発展に寄与し、広く世界に貢献する会社たらんと努力する。

まとめ

世界7つの国と地域に拠点を持つアリアケジャパン株式会社は、1966年に創立された天然調味料のリーディングカンパニーです。天然素材へのこだわりと技術を活かした一貫体制によって、約2,500種類の天然調味料を製造しています。今後は国内外での事業拡大やプラントベース製品の拡販、米国市場への進出を進め、2030年度で連結売上高1,000億円を目指す方針です。

引用:アリアケジャパン株式会社 https://www.ariakejapan.com/ja/index.html

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