栗林商船株式会社
栗林商船株式会社は、1894年に北海道で「室蘭運輸合名会社」として創業された海上運送企業です。その後「栗林合名会社」に名称を変更し、1919年に船舶部門を分離する形で栗林商船株式会社が設立されました。
栗林商船の多角的事業展開
栗林商船は定期航路による海上輸送をはじめ、内航・外航不定期船の運航を行っています。さらにグループ事業として、フェリーの運航、ホテルや不動産、農産物卸売といった非物流分野にも事業を展開しています。
RORO船運航のパイオニア
日本国内でいち早くRORO船(※)を建造した栗林商船は、雨天荷役や輸送品質の向上を実現する等RORO船運航のパイオニア企業として知られています。内航海運の経験と技術を基盤に独自の輸送ネットワークを構築し北海道と本州を結ぶ港を中心に港湾荷役や貨物集配を行っています。また、全国の物流拠点と3,000台以上のトレーラーを活用した3PL(物流委託)サービスも展開しています。
※ロールオン・ロールオフ船。トラック等の貨物車両が自走で乗り降りできる貨物船を指す。貨物をクレーンで吊る必要がなく、積み降ろしがスムーズで時間も短縮できるのが特徴。
栗林商船の中期経営計画
株式会社として設立されてから100年以上の歴史を持つ栗林商船は、「200年企業」を目指した中期経営計画を策定しています。その中で栗林商船は2024年問題によるモーダルシフト需要の高まりを背景に、内航海運を核とした複合一貫輸送体制(※)を強化するとしています。小口貨物に対応できるサービスとして混載便サービスを開始し荷主や貨物の種類が増えたことで業務の複雑化が進む中、栗林商船は最適化を図りグループ全体の収益最大化を目指しているとのことです。
※2種類以上の異なる輸送手段を組み合わせて、荷物の引き受けから引き渡しまでを単一の運送人が行う輸送形態。
栗林商船の経営理念・社是
経営理念
環境保全に努め、安全で効率的な海陸一貫輸送を通して社会に貢献する
社是
1.誠実
企業経営を進めるにあたり、誠実を第一の指針として運営していくこと、
また個人としてもあらゆる場面において誠実を旨として行動すること。
2.信頼
社会人、企業人として社会の信頼を高めるよう努めるとともに、
株主、取引先などのステークホルダーの信頼に充分応えられるよう努めること。
3.社会貢献
企業は「社会の公器」であるとの認識を深め、
社会的に責任と公共的使命を果たすため、社会貢献に尽力すること。
まとめ
栗林商船株式会社は1894年創業の海上運送企業です。日本におけるRORO船の先駆けとして航跡を残してきた栗林商船は、株式会社として設立されてから100年以上の歴史の中で培った独自技術と経験をさらに先の100年につなげ「200年企業」を目指していくそうです。栗林商船は今後、業務の最適化に尽力し、グループの収益最大化に邁進していくとのことです。
引用:栗林商船株式会社 https://www.kuribayashishosen.com/