はごろもフーズ株式会社は、『人と地球に愛される企業を目指します。』という経営理念のもと、食卓に笑顔と安心を届けています。自然の恵みに感謝しながら、製品づくりと持続可能な社会の実現に取り組むはごろもフーズ株式会社は、創業100周年に向けてどのようなビジョンを掲げているのでしょうか。企業の想いに触れ、あなたのキャリアの一歩を後押しする“ヒント”をお届けします。
はごろもフーズ株式会社
1931年にまぐろ油漬缶詰の製造を目的に、はごろもフーズは後藤缶詰所として創業されました。1958年にシーチキンの商標を登録し、1962年にはマカロニ・スパゲッティの製造販売を開始しています。1967年に「シーチキン」のテレビ・コマーシャルが始まり、知名度が向上しました。1987年に、はごろもフーズ株式会社に改称したのち、現在に至ります。
幅広い商品で食卓を彩る食品メーカー
はごろもフーズは、ツナ缶「シーチキン」をはじめ、フルーツ缶、パスタとソース、乾物、ペットフードなどを製造・販売する食品メーカーです。
特にシーチキンは、魚の種類や中身の形状、内容総量によって異なる種類があり、豊富なバリエーションが用意されていることが特長です。原料のマグロ・カツオをすべて利用するため、調味原液(エキス)、魚油などを製造販売するほか、その成分を活用した機能性食品の研究も行っています。
一般消費者向けの商品に加え、はごろもフーズはツナやスイートコーンなどの業務用食品も展開しています。
世界から食卓へおいしさをつなぐ
国内外に広がる製造・調達ネットワークを活かし、はごろもフーズは最適な時期と産地から高品質な原材料を調達しています。原材料にも製品と同様の厳格な衛生・品質管理を徹底しているそうです。
販売面では全国20か所以上に拠点を構え、簡便で健康的、環境にも配慮した製品を安定的に届ける体制を整えています。
創業100周年へのビジョン
2031年(創業100周年)に向けた中期経営計画「Challenge & Change for 100th!」を、はごろもフーズは策定しました。ビジョンとして、信頼感・安心感のある「はごろも」ブランドの確立(キッチンで最も愛されるブランド)を目指しています。
同計画の基本方針では、安全・安心な製品の安定供給を基盤に、技術力と人材育成を強化することを掲げています。
これらと同時に既存事業の強化を行うとともに、次世代に向けた新たな事業基盤の創出にも取り組む方針です。
はごろもフーズの経営理念
人と地球に愛される企業を目指します。
この経営理念は、自社の製品の源が地球の恵み・海や大地の産物であると捉えていることに起因しています。はごろもフーズが主要製品とする缶詰の容器は、スチール缶・アルミ缶ともに90%以上リサイクルされており、『持続可能な容器を使用した環境に配慮した製品』です。
資源を大切に扱うとともに、自社製品の提供と食文化活動を通して、食卓の笑顔・家族の団らん・人々の幸せを追求し、人と地球から愛される企業を目指すとしています。
まとめ
はごろもフーズ株式会社は、1931年に創業された幅広い製品を扱う食品メーカーです。「シーチキン」に代表される缶詰は、環境に配慮した商品として地球環境に貢献しています。今後は、キッチンで最も愛されるブランドを目指すとともに、新たな事業の創出に取り組む方針です。




