【経営理念-企業ピックアップ】チヨダウーテ株式会社

チヨダウーテ株式会社

創業者の平田富久氏は、戦後注目を集めていたセメント系建材の厚形スレートの製造会社として1948年に千代田建材株式会社を設立しました。1957年の社名変更を経て1990年に現在のチヨダウーテ株式会社に社名を変更しました。2022年にドイツの石膏ボードメーカー、クナウフ(KNAUF)社の子会社になり、上場を廃止しています。
石膏(せっこう)ボードの製造販売を主力事業としている総合建材メーカーです。

建築資材を通じて、住環境を支える

石膏ボードは住居や学校、オフィスなど、私たちが日常を過ごす空間の壁や天井に使用される建築資材です。主な原料は火力発電所などの副産物「化学石膏」と新聞古紙などで、環境に優しい資材です。また、火に強く、遮音・断熱性にも優れています。
チヨダウーテ株式会社は、石膏ボードが世の中に出始めた1955年から製造・販売を開始しました。2006年にはクナウフ社と資本業務提携を締結し、AQUAPANEL®をはじめとする国際的に高い評価を受ける製品を日本市場に導入し、独占的に販売しています。

リサイクル石膏を使用した商品がグッドデザイン賞を受賞

従来、石膏ボードはリサイクルが難しい素材とされており、廃石膏ボード由来のリサイクル石膏は、原料の10%程度しか混合できませんでした。チヨダウーテは世界初の廃石膏連続結晶大型化技術を開発し、2023年にリサイクル石膏を100%再利用した「チヨダサーキュラーせっこうボード」の製造販売を開始しました。なお同製品は製造時における実質カーボンニュートラルも達成しています。
同製品は世界で初めて石膏ボードを100%リサイクルできる技術を確立したことが評価され、2024年度グッドデザイン賞を受賞しています。

環境に配慮した生産体制の実現に向けて

2021年から「私たちは完全リサイクル可能な世界で最も環境に優しい石膏ボードと建築ソリューションを提供します。」というビジョンを掲げるチヨダウーテは、CO₂排出量削減やサーキュラーエコノミー実現を目指す独自の取り組み「CHIYODA VISION ZERO」を推進しています。
具体的には、施工現場から出る使用済み石膏ボードを回収・再資源化する「水平リサイクル」モデルの構築に挑戦しています。2025年には商空間やオフィスの企画・設計・施工を手がける株式会社船場と業務提携し、リサイクル建材の普及を推進するとしています。

チヨダウーテのミッション

「最高の品質」と「独自技術」で、「安全・快適な生活空間」を届けます。」

まとめ

1948年創業のチヨダウーテ株式会社は、世界初のリサイクル石膏を100%使用した「チヨダサーキュラーせっこうボード」を開発しました。チヨダウーテ株式会社はミッションのもと、今後もサーキュラーエコノミーの実現を目指すとしています。

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