株式会社サカタのタネ
株式会社サカタのタネは、1942年に設立されました。種子・苗木・球根・農園芸用品の生産および販売、書籍の出版および販売などを行っています。
最先端のサイエンス・テクノロジーで価値ある品種を送り出します。
同社は、創業以来、これまで、さまざまな野菜と花の品種を世に送り出してきました。
F1(ハイブリッド)品種の開発により、色・形・サイズ、そしておいしさや美しさに優れる収穫物の均一量産を実現化させ、商品価値を高めました。
さまざまな作物のF1化により、生産性が向上するとともに、自然環境に配慮した低農薬栽培を可能とする、耐病性育種も進んでいます。
近年では、通常10年以上の時間を要するとされていた新品種の開発に対して、遺伝子情報を解析したり、組織培養の技術を駆使したりすることで、研究年限の短縮を実現しています。
さらに、日照時間や温度など、気象条件に違いがある北半球と南半球の研究農場を相互に活用することで、より効率的な育種展開を行っています。
研究本部では、日本はもとより、世界中の研究部門が連携し、情熱をもって品種開発に取り組み、よりすぐれた品種を、1日でも早く、お客さまに届けることができるよう、日々、チャレンジを続けています。
タネ屋の仕事は、ずっと実りある世界を作り続けること。
1913年の創業以来、同社は自らを「タネ屋」と呼んできました。同社は、タネ屋の仕事は、タネを生産するだけでなく、花のある潤い、食卓の喜びや美味しさを届け、豊かな暮らしを実現し、すばらしい「実りある世界」に貢献することだと考えています。
店頭に並ぶ、「サカタのタネ」
スーパーマーケットや花屋の店頭に並ぶ、味わい豊かな季節の野菜、色とりどりの花々には、キャベツやトマト、ヒマワリやトルコギキョウなどの品目名はあっても、「サカタのタネ」というブランド名はありません。
しかし、これらの野菜や花のうち、「実」は「サカタのタネ」の商品です。
例えば、ブロッコリー・ホウレンソウ・春キャベツ・トウモロコシ・パンジー・トルコギキョウなどの多くが、同社のタネから花を咲かせ、実をつけています。
その国内シェアは、「ブロッコリー」は約75%、「ホウレンソウ」は約50%、「トルコギキョウ」は約30%、「パンジー」は約40%と高く、海外でも「ブロッコリー」は約65%、「トルコギキョウ」は約70%のシェアを誇っています。
未来に向けたビジョン
世界に栄養とそして笑顔を供給できる企業でありたい
同社は、現代ほど、心と体の栄養が求められている時代はないと考えています。
世界中の人々が、心に豊かさをもたらす美しい花や環境を求め、また日々の糧となる穀物から、さらに野菜という「栄養」を必要としています。
「花は心の栄養、野菜は体の栄養」
同社は、こうした時代にあって、世界に栄養と、そして笑顔を供給する企業でありたいと思っています。
ものづくりを主軸としたグローバルな活動を通じ、日本の素晴らしさを世界に広めていくリーディング企業でありたい
タネという商品の価値は、それ自体が目に見えるものではありません。
各地のさまざまな栽培環境やニーズのもと、生産者の畑の中で作物としての能力が最大限に発揮されてこそ、同社の「ものづくり」は結実します。
同社は、この品種の能力を、「タネ」という、いわば記憶媒体を介して、消費者へ届けることを使命と考えています。
同社は、この「ものづくり」を基軸としたグローバルな活動を通じて、日本の素晴らしさを世界に広めるリーディング企業を目指しています。
従業員一人ひとりが情熱を語れる企業でありたい
同社は、従業員一人ひとりが、種苗にかかわる者としての自分の役割を、仕事を、そして意見を、情熱をもって内外に語れる企業です。
「PASSION in Seed」には、そうした思いが込められています。
社是/品質・誠実・奉仕
社是
「品質・誠実・奉仕」“Quality” “Reliability” “Service”
経営理念
三者共栄(顧客・取引先・当社の共栄)
三位一体(社員・経営者・株主の相互繫栄)
グループスローガン
PASSION in Seed
まとめ
株式会社サカタのタネは、「タネ屋」として、様々な種子・苗木・球根などを提供することにより、人々の生活に潤いを与えてきました。今後も、「PASSION in Seed」のもと、新品種の開発を続け、さらなる発展を遂げると思われます。
引用:株式会社サカタのタネ https://corporate.sakataseed.co.jp/index.html
「vision」内 株式会社サカタのタネ
