株式会社菱友システムズ
株式会社菱友システムズは1968年に電子計算業務などを目的として設立されたシンコー計算サービス株式会社を前身としています。1972年に菱友計算株式会社へ商号変更すると同時にコンピュータ関連事業などを第一計算株式会社から譲受け、1983年には日本アイ・ビー・エム販売株式会社と特約店契約を締結しています。その後2004年に現在の社名となりました。三菱重工の関連会社として、ICT(情報通信技術)を通じ社会インフラ製品や輸送用機器など「ものづくり」に関わっています。
ITを活用した多角的サポート
情報サービス企業の菱友システムズは、幅広い業界にITを活用したソリューションを提供しています。多岐にわたる領域をカバーし、情報システムの企画から運用までの一貫したサポートが可能です。特にPLM(製品ライフサイクル管理)や航空・宇宙関連の流体・構造等解析、設計支援サービスを得意としているそうです。
ものづくりを支えるだけではなくBIツールによる経営情報分析や経理・人事などの業務システムにも対応しています。また、AI・IoTなど新技術を活用したサービスも展開しています。
知見・技術・改善の3本柱
菱友システムズは自社の強みを3つHPに掲載しています。
1つ目は、長年多様な事業にサービスを提供して得た「ものづくり」への知見を基盤とした課題解決力です。2つ目は航空・宇宙関連などの分野において開発や将来研究向けのトータルサポートが可能な高度な技術と専門性があることです。3つ目には、確かなサービスを提供するため、毎年積極的に研究開発投資をおこなうほか、「リーンIT」とよばれる改善手法を活用して品質・コスト・納期の向上に取り組んでいることを挙げています。
菱友システムズの展望
2025年度中期計画で菱友システムズは「顧客と並走する菱友」を基本方針に掲げています。企画・設計段階から関わり、市場を先読みすることで顧客の課題を捉え、信頼につながる成果を目指すとのことです。その実現のため、社員の採用や育成を強化し、適切な配置をおこなうほか、グループ会社などと連携し業務分担を進めるとしています。また、既存顧客との関係を深めると同時に、新規顧客の開拓にも力を入れ、営業活動強化の方針を示しています。
菱友システムズの経営理念
1.お客様に最適のサービスを提供し、事業活動を通じて社会の発展に貢献する
2.技術力の強化と経営の改革を図り、時代に即応した魅力ある会社の実現に努める
3.社員の能力と創造力を尊重し、闊達なコミュニケーションで総合力を発揮する
まとめ
株式会社菱友システムズはICTで「ものづくり」を支える企業です。2025年度の中期計画では「顧客と並走する菱友」を基本方針に、顧客の課題を捉え信頼構築を目指す姿勢を示しています。そのために社員確保と育成、営業の強化などに注力するとしています。
引用:株式会社菱友システムズ https://www.ryoyu.co.jp/