川崎重工業株式会社
川崎重工業株式会社は、1878年、創業者の川崎正蔵氏が、東京に川崎築地造船所を開設したのが始まりです。陸・海・空はもとより、深海や宇宙へとそのフィールドを広げながら、数多くの日本初・世界初の製品を世に送り出しています。
日本初・世界初の数々の実績
「新しい船の時代」を切り拓く
同社は、LNG船・LPG船・大型タンカーなどにとどまらず、コンテナ船・バルクキャリア・超高速旅客船「川崎ジェットフォイル」などの商船を、幅広く手掛けています。潜水艦建造においても長い歴史があり、1906年に日本初の潜水艦を建造して以来、80隻以上の建造実績があります。
世界有数の鉄道車両事業
同社が鉄道車両製造に着手したのは、1906年です。以来、国産化第1号蒸気機関車や日本初のアルミ車両をはじめ、鉄道の歴史に残る数々の名車両を製造し、国内トップメーカーの座を不動のものにしています。
新幹線などの高速車両においては、航空宇宙部門がもつ流体力学などの技術を活かして、開発・設計に参画し、さらに、特急電車・通勤電車・地下鉄電車・貨車・機関車・モノレール・新交通システムに至るまで手掛けています。
同社の車両製造の歴史は、鉄道輸送発展の歴史そのものです。
グローバルブランド“Kawasaki”
ライムグリーン色が鮮やかな“Ninja”、ストリートを駆け抜ける“Z”。
世界中のライダーから熱い支持を受け続ける「カワサキ」のモーターサイクルは、先進国はもちろん、成長著しい東南アジアやインド、ブラジルなど新興国へも展開しています。
ブランドを展開している国・地域でも、現地生産の拡大など、新たなステージを迎えています。
水上を自在に駆け巡るジェットスキー®は、1973年に同社が世界で初めて商品化しています。
Kawasaki Products
同社グループは1896年の創立以来、120年以上にわたり、陸・海・空の幅広い事業分野で、ものづくりを通じて高い技術・知見を培ってきました。それぞれの時代において、最先端の技術をベースにさまざまな価値を提供しています。
輸送用機器
船舶、舶用機械、鉄道車両、鉄道車両用台車、航空機、ヘリコプター、ジェットエンジンなど
エネルギー
コージェネレーション、エネルギープラント、ガスタービン、ガスエンジンなど
産業用設備
油圧機器、産業用ロボット、産業用プラント,環境・リサイクルプラント,土木機械など
レジャー
モーターサイクル、オフロード四輪車、パーソナルウォータークラフト「JET SKI®」など
グループビジョン2030/「つぎの社会へ、信頼のこたえを ~Trustworthy Solutions for the Future~」
同社グループは、2030年に目指す将来像として、グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを ~Trustworthy Solutions for the Future~」を制定しています。
社会課題へのソリューションを提供するため、今後力を注いでいくフィールドを「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」とし、変化に合わせて、より成長できる事業体制への変革を目指しています。
グループビジョン2030は、その「カワる、サキへ。」の方向性を示すものとして、刻々と変わる社会に革新的なソリューションをタイムリーに提供し、希望ある未来をつくっていくこと、また、さまざまな枠を超えてスピーディに行動・挑戦することで、自らの可能性を拡げ成長し続けていくという意思を表現しています。
グループミッション/『世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”』
『川崎重工グループは、広汎な領域における高度な総合技術力によって、地球環境との調和を図りながら、豊かで美しい未来社会の形成に向けて、新たな価値を創造します。』
まとめ
川崎重工業株式会社は、1878年の創業以来、日本初・世界初となる製品を次々と生み出しました。同社の手掛けるモーターサイクルは、日本をはじめ、世界中のライダーから愛され続けています。より成長できる事業体制への変革を目指す同社は、自らの可能性を拡げるべく、さらに積極的に事業を展開していくと予想されます。
引用:川崎重工業株式会社https://www.khi.co.jp/
「vision」内 川崎重工業株式会社