オーケー食品工業株式会社
オーケー食品工業株式会社は、高原食品工業有限会社として1967年に創業しました。1977年には、現在の社名へ変更しました。創業から一貫して、いなり寿司やきつねうどんに使われている油揚げの製造に従事しています。今では、国内トップシェアを誇る業務用味付け油揚げのリーディングカンパニーです。
「お客様のニーズに応える商品づくり」
創業から半世紀以上が経過する中、昨今、日本伝統食が海外でも注目され、いなり寿司が海外でも大人気です。
国内のみならず海外の方々にも「安全」で「美味しい」商品を安心してお求めいただけるよう、多様なニーズに合わせた商品作りを行っています。
国内外の多様なニーズへの対応
「いなり寿司」は、今や国内にとどまらず、世界でも食べられている日本の伝統食です。
同社は全国10カ所の拠点を活かし、細かい調査・分析を行ないながら、時には国外へも足を運ぶことで、商品づくりにつなげています。
伝統的な技術と新たな技術の融合
商品づくりの伝統を受け継ぎながらも、その時々に合わせた方法を検証、お客様のご要望に応えるべく研究・開発を行なっています。
最新設備や新たな技術を取り入れ、昔ながらの「味付け油揚げ」を過去から未来へ受け継ぐために、日々探究を続けています。
同社の強み
味付け油揚げ製造業のパイオニアとして、また業界のリーディングカンパニーとして今日に至っています。
独自のノウハウで伝統的な匠の技である「箱型製法」の工業化に成功し、味付け油揚げ製造業のパイオニアとして一貫してその技術を継承した味付け油揚げを製造しています。
「食の安全・安心への取り組み」
大豆への取り組み
同社は、主にアメリカ産の非遺伝子組み換え大豆を使用しています。
契約栽培により、大規模農場で栽培される大豆は、油揚げづくりに必要な品質のものを確保するとともに、安定した供給量が得られます。
「おいしさへのこだわり」
水へのこだわり
また同社は、油揚げを、阿蘇山を源流とする筑後川水系の水を使用し、製造しています。
この水は、油揚げ製造に適した水質となっており、「水の郷百選」にも認定されています。
経営方針と今後の取り組み
経営方針
同社グループは、「油あげ」という日本の伝統食を普及させることによって、人の心身の健康維持に貢献していきたいとしています。
今後の取り組み
①食の安全・安心に係る取り組み
食品安全の国際規格である「FSSC22000」に基づき構築した「食品安全衛生マネジメントシステム」の継続的な改善により、「安全・安心・高品質」な商品づくりに取り組んでいきます。
②売上の拡大に係る取り組み
国内及び海外の大幅な収益低下を回復すべく、国内外の新規先の開拓を進め、業務用、家庭用商品の売上拡大を図っていきます。
また、関東を拠点とする同社の子会社と連携強化により、東日本向けの商品供給を推し進めていきます。
③新商品開発に係る取組み
大豆に関する同社のノウハウを活かし、大豆肉等の健康志向に則した商品を開発するとともに、将来の同社の収益における第二の柱となる付加価値の高い商品の開発に取り組んでいきます。
④新工場の早期稼働に向けての取組み
同社は、2021年秋に完成予定の新工場を安定的に稼働させ、生産効率の向上と省力化により、製造原価の大幅削減と商品競争力の向上を実現していきます。
⑤生産性向上に係る取組み
生産効率の向上のために「カイゼン活動」「2S活動」を継続し、作業方法の改善や稼働率の向上によるロスの削減に取り組むとともに、原材料費、動力費の削減を図っていきます。
経営理念/「品質」にこだわり「安全で安心」な商品造り
・「品質」にこだわり「安全で安心」な商品造りをします。
・人を大切にし、ルールを守り、お客様へ「食」の喜びと満足を提供します。
・企業価値を向上し、社会に信頼される会社を目指します。
「この3つの経営理念のもと、お客さまのご要望に沿った、より質の高い安全で美味しい、日本の伝統食をお客様に提供し続けます。また『明るく 楽しく 一生懸命』をモットーに、社員一同更なる努力を続けて参ります」
まとめ
オーケー食品工業株式会社は、伝統的な技術と新たな技術の融合により、お客様のニーズに応えています。油揚げ製造への強い想いがバラエティ豊かな商品を創出し、現在、業務用味付け油揚げにおいて、全国トップシェアを誇っています。今後は、世界でも食べられている日本の伝統食「いなり寿司」を、さらに世に広めていくと思われます。
引用:オーケー食品工業株式会社 https://ok-food.co.jp/
「vision」内 オーケー食品工業株式会社
