【経営理念-企業ピックアップ】株式会社フコク

株式会社フコク

株式会社フコクは、工業用ゴム製品の製造と販売を目的として、1953年に富国ゴム工業株式会社として設立されました。その後、1986年に現在の社名に変更されています。ゴム・樹脂の高分子技術を用いた自動車部品を中心とする製品提供を通じて社会に貢献しています。

フコクの3つの強み

1.Yes,WeDo!お客様のお困りごとに寄り添う「課題解決力」

同社には、お客様から寄せられるさまざまな要望や課題に対し、「まず、やってみよう!」を合言葉に取り組む精神が根付いています。
材料の検討、設計から組立、製品化まで一貫して行える体制を整え、カスタマイズの要望にも柔軟に、迅速に対応できることが同社の強みのひとつです。

2.ゴム素材の配合・接着・表面改質・成形技術を応用した開発力

同社は、ゴム素材を始めとした高分子素材の基盤技術を持つ会社です。
その周辺技術は多種多様で、材料開発、形状設計、成形加工など、さまざまな領域に広がります。

3.これもフコクが世界一!世界で高シェアを誇る製品を多数保有

同社は、ワイパーブレードラバーの生産量で世界No.1を誇りますが、その他にも世界で高シェアを誇る製品を多く手掛けています。
例えば、油圧ショベル用ビスカスマウント(世界シェア70%)、ワイパーブレードラバー(同50%)、エバポパージ装置用バルブ(同35%)、免疫治療用閉鎖型培養バッグ(同35%)、ブレーキブースター用ダイヤフラム(同30%)、半導体シリコンウェーハ製造用ワイヤソーウレタンローラー(同30%)などです。

独自技術を凝縮・結集させたワイパー製品

自動車をはじめ鉄道、船舶、航空機に至る輸送機器分野に同社のワイパーブレードラバーが使用されています。
質・量とも世界No.1の実績を誇る同社の主軸商品であるワイパーブレードラバーは、創業以来60年以上に亘るたゆまぬ情熱・努力で培ってきた材料技術や加工技術を凝縮させた同社独自技術の結晶です。

厚い信頼と高シェアの実績

自動車分野では年間生産数2億、日本国内純正品(OEM)では圧倒的なシェアを獲得、世界OEMシェアでも約40%、質・量ともに世界NO.1の実績を誇っています。

厚い信頼と厳しい要求に応えた表面処理技術の技と工夫

質・量とも世界第一位の実績の背景には、絶え間ないテクノロジーへの同社の追求がありました。
ワイパーブレードラバーでは、表面処理の他、材料開発、カットやコーティングといった技術が極めて重要です。
「凹凸のない均一なエッジを創るには」、「ガラス形状に最適なカーブを創るためには」などの、様々な難題に対し、工夫に工夫を重ねてきた同社の歩みが、お客様の厚い信頼を勝ち得る結果となりました。

究極のワイパーブレードラバーへの挑戦

ワイパーにも、昨今では静粛性などを始め、快適なドライビング環境が一層強く求められています。
そこで同社は、新製品開発で「究極のワイパーブレードラバー」へ向けての、最新設備の設置や工法に積極的にチャレンジしています。
互いの知恵を出し合い、合理化を進めるなか、生産性と品質向上を進めたいと同社は考えています。
様々な用途や目的にあわせた多彩な新ラインナップが次々に誕生しています。

中期経営計画“深化”と“新化”(21年度-23年度)

既存事業を深掘りし、さらなる収益拡大をはかる「深化」

既存事業の「深化」では、ワイパ事業の強靭化による収益拡大を目指すと共に、海外事業、特に市場規模の拡大が期待されるアセアン・インドエリアでの経営自立に力を注ぎます。
一方、競争力が見込めない地域においては、アライアンス活用による事業の最適化を進めるなど、まさに事業の「選択と集中」を進めていきます。

将来に向けた種まきを行うことで世の中の課題へソリューションを提供する「新化」

「新化」では、CASE対応として、同社がこれまで持ち合わせた優れた技術開発体制をさらに強化することで、新たな市場への参入を進めます。
また、医療分野・生活分野等の「ライフサイエンス事業」へも積極的に参画することで、夢あふれる未来づくりに貢献していきます。

企業理念/新しい価値創造に挑戦し、夢あふれる未来づくりに貢献する

「世界の人々に快適さと感動を与える『ものと技術とサービス』を創造し、豊かさと喜びに満ちた社会づくりに貢献しよう。」

フコクバリュー

それぞれの挑戦
さまざまな貢献
みんなの成長

創業の精神「Yes, We Do!」(みんなで新しいことに挑戦しよう!)

やろう、挑戦しよう。やってみなければ何も出ない。
必死にねばり抜いて、その中から新しい力を生み出そう。

まとめ

フコク株式会社は、ゴム・樹脂の高分子技術を用いた自動車部品を中心とする製品を提供しています。「究極のワイパーブレードラバー」の追求の為、更なる技術開発にチャレンジし、お客様の要望に応えていくと思われます。

引用:株式会社フコク https://www.fukoku-rubber.co.jp/

「vision」内 株式会社フコク

関連記事

  1. 【経営理念-企業ピックアップ】株式会社ヤマウラ

  2. 【経営理念-企業ピックアップ】飯野海運株式会社

  3. 【経営理念-企業ピックアップ】東京製綱株式会社

  4. 【経営理念-企業ピックアップ】不二サッシ株式会社

  5. 【経営理念-企業ピックアップ】ダイハツディーゼル株式会社

  6. 【経営理念-企業ピックアップ】株式会社ハマキョウレックス