【経営理念-企業ピックアップ】株式会社良品計画

株式会社良品計画

株式会社良品計画は、1989年に設立されました。「無印良品」の企画開発から、商品調達、流通・販売までを行う製造小売業です。他にも「Café&Meal MUJI」「IDÉE」の展開、キャンプ場の運営などを行っています。

生活の「基本」と「普遍」を指す

同社の誕生は1980年です。
ものの生産プロセスを徹底して合理化することで、簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出すことが始まりでした。
「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」を通して、見つめ直した実質本位の商品をつくり続けています。
1983年に東京・青山に、同社は、初の直営1号店を出店しました。
ものづくりから店舗環境、スタッフの接客まで、一貫した思想のもとで推し進め、気持ち良くお買い物をしていただける空間を目指してきました。
現在(2021年8月末)、世界32の国・地域に1,000店舗以上を展開し、商品アイテムも、衣服・生活雑貨・食品・家まで、7,000アイテムを超え、人々の生活の中に、そのアイテムが使われています。
しかし、その思想の根幹は誕生当時と変わらず、北をさす方位磁石のように、生活の「基本」と「普遍」を指し続けています。

「商い」を通じて社会に貢献する

商品開発について

「無印良品」のものづくりの基本となる考え方は、1980年のブランド創生以来、変わっていません。
環境・社会に配慮した3つの視点、① 素材の選択 ② 工程の点検 ③ 包装の簡略化 を守りながら、商品をつくり続けています。

①素材の選択

品質は変わらないのに見栄えのためだけに捨てられているもの、業務用の素材、世界中から見つけた原材料や、安価で大量に確保できる旬のものなどを活かして、低価格で質の良い商品を提供しています。

②工程の点検

規格外のサイズやかたちが理由で捨てられていたものも商品にします。
商品本来の質に関係のないムダな作業を省いて、必要な工程だけを活かしています。

③包装の簡略化

「無印良品」のすべての商品は、誕生以来、成り立ちのわけが印刷されているパッケージか、タグがついているだけで店頭に並んでいます。
包装が必要なものは、まとめて一括包装にしたり、共通容器に入れたりするなど、過剰な包装をしていません。

「感じ良いくらしと社会」へ向けて

同社は、「感じ良いくらしと社会」へ向けて、グローバルに貢献する個店経営の集団として、世界水準の高収益企業体を目指しています。
「無印良品」を日常生活における衣服雑貨・生活雑貨・食品の基本領域で、お客様からの購入想起率ナンバーワンとなるよう、品質と価格・意味を磨き続けます。
日常生活にもっとも必要な暮らしの基本を、さまざまな形態の店舗やオンライン事業、「MUJI HOTEL」や「MUJI HOUSE」などを通じて提供していきます。
現代の地域社会には、身近なところに課題が山積しています。
同社は、「無印良品」の一貫した思想から、これら地域社会の課題に役立つ周辺事業やサービスを開発し、運営まで行うことで、生活・文化・環境の共存と発展に貢献していきます。
この構想の先には、地域に関わる人々が、「お互いさま」を合言葉に、小さくても固有の経済活動や豊かな文化を育む「感じ良い社会」が広がる未来を描いています。

企業理念/感じ良い暮らしと社会

企業理念

「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた商品、サービス、店舗、活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献する。

二つの使命

1. 誠実な品質と倫理的な意味を持ち、生活に欠かせない基本商品群、基本サービス群を、手に取りやすい適正な価格で提供する。
2.店舗が、その地域のコミュニティセンターとしての役割を持ち、地域のステークホルダーの皆様と共に、地域課題に取り組み、地域への良いインパクトを実現する。

まとめ

株式会社良品計画は、日常生活にもっとも必要な日用品などの7000アイテムを超えた商品を、提供することで、「感じ良いくらしと社会」を目指していきます。今後も、企業理念と二つの使命のもとに、社会に貢献していくと思われます。
引用:株式会社良品計画 https://ryohin-keikaku.jp/

「vision」内 株式会社良品計画

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